「ナンキョクオキアミ」は、世界中の水族館で名古屋港水族館のみ展示。体長5cm程のエビに似た小さな生き物で、植物プランクトンを胸の足で濾し取って食べる。資源量は数億トンとも言われ、ペンギンやクジラの餌となり、その変動が南極海生態系全体の安定性を左右する「鍵種」と言われており、将来は人類の最後の食糧資源として、国際的に関心を集めている。

特別展の開催場所は、南館2階のエントランスホールとホワイエ、南館3階南極ホールにて。生物の状態により、展示が変更となる場合があるので了承を。

「名古屋港水族館」の特別展「飼育係、南極に行く」に訪れて、南極に生息する生き物たちへの興味・関心を持ってみては。

■名古屋港水族館
住所:愛知県名古屋市港区港町1−3
名古屋港水族館公式サイト:https://nagoyaaqua.jp/news/event/20965

(山本えり)