いずれせよ、同番組の復活は業界内でも高い注目度を誇っているわけだが、「内P見てた芸人」の一人として出演した野田は9月の自身のYouTubeチャンネルのライブ配信で番組を回顧し、「いやーすごかった、マジで」や「全員足ガクブルですよ、若手たちは集合楽屋で」とレギュラー放送当時の番組を再現すべく出演者全員が同じ楽屋だったことを明かし、メンバーの豪華さに改めて感激した様子。

 さらに収録を振り返り、「有吉さんも、さまぁ~ずさんも、有田さんも全員ガチンコで当時のまんま」、「全員がしっかり真っ向勝負、あのMCクラスが」、「東京お笑いの最高峰だと思った」などと興奮気味に語っている。

 もっとも、そんな中で別の「内P見てた芸人」のある発言が物議を醸しているという。

「見取り図のリリーさんです。9月11日深夜放送のラジオ番組『スタンド・バイ・見取り図』のPodcastで『内P』の特番に出演した話題になると、『思ったより楽しかったね。もっとむずいんかなと思ったけど』としつつ、相方の盛山晋太郎さんから『(当時のレギュラー放送を)見てました?』と振られると、『見てなかった。(裏番組の)『あいのり』見てました、僕は』、『正直、途中意味わからんかった。名物コーナーとか言われてもまったく……』などと告白。この発言に対して、一部からは『何もそんなことわざわざ言わなくてもいいのに』や『思い入れがないなら出演オファー断れよ』、『見取り図が嫌いになったわ』など一部のお笑いファンからは厳しい声が噴出しています」

「内P見てた芸人」のはずが、実は“内P見てなかった芸人”であることを自白して波紋を広げる格好となっているが前出の放送作家は語る。

「当時の『内P』のレギュラー放送に関しては関西では放送時間が異なることもあり、関西芸人の中にはそこまで番組に思い入れや愛着のない人もいるでしょうけど、わざわざ『見てなかった』と明かす必要はないですよね。まして“見てた芸人”として今回の特番に出演しているわけですし、『意味わからんかった』という発言もしかりです」