8日、中国の広西チワン族自治区にて赤ちゃんが川に投げ捨てられるという悲しい事件が発生しました。
犯人の動機は未だ不明ですが、爽やかな朝に起こった惨劇に現地住民は騒然としています。
■朝から赤子を抱いて徘徊
事件が起こったのは8日の朝8時頃。いつもの朝が始まると誰もが思ったこの日、見るからに情緒が不安定な若い女性が広西南寧市内の大きな橋の上で赤ちゃんを抱きながら徘徊していたそうです。
明らかに様子がおかしいことから近隣住民は通報しようかと迷いましたが、数分後に女性の友人らしき男性がタクシーで到着。さめざめと泣き続ける彼女をひたすらなだめていた様子が目撃されています。
朝からなんだか物騒ですね…。
■なぜか喧嘩勃発
到着してしばらくは「うんうん」と話を聞いていた男性ですが、彼女の煮え切らない態度に耐えられなくなったのでしょう。
2人は人目をはばからず声を荒げて喧嘩をはじめてしまいます。
そして男性の一言が癇に障った女性は、衝動的に抱いていた赤ちゃんを橋の上から川に投げ捨てました。
赤ちゃんが川の水に飲まれる様子を確認し、自身も飛び込もうとしていたそうですが全力で阻止される…という驚きの一部始終が周囲の人々により証言されています。