また、近年の『オールスター感謝祭』でも、“炎上”が多発している。例えば、18年10月放送回では、ケニアの陸上競技選手であるウィルソン・キプサングが「赤坂5丁目ミニマラソン」の企画に参加し、スタジオを盛り上げたものの、ネット上には、同じく参加者のペナルティ・ワッキーが「邪魔」だという苦言が寄せられた。
「キプサング選手はハイペースでほかの走者との差を広げ、周回遅れとなる者が続出。ワッキーもその一人でしたが、キプサング選手に抜かれた時に“変顔”で並走するなどしたため、ネット上には『キプサングの走りを見たいのに、ワッキーがふざけてて台無し』『周回遅れなのに画面に映りたくてやってるの? キプサングに失礼だし、邪魔だよ』などとブーイングが飛び交いました」(スポーツ紙記者)
『オールスター感謝祭』マラソン企画でスタジオが凍りついたワケ
20年10月放送回のマラソン企画では、番組側のミスが原因とみられる“事件”も。
「同企画では、各走者の身体能力を考慮してハンデがつけられます。この回は、まず『一般女子』枠の参加者がスタートし、その後、時間差をつけて順番に『一般男子』『運動自慢タレント』『同企画の常連ランナー』が出走、ラストに『マラソンの招待選手』である青山学院大学陸上部(当時)の竹石尚人氏が走り出す流れになっていたんです。当然、局としては、竹石氏の追い上げに期待を寄せていたものの、なんと『一般男子』枠で出場したお笑いコンビ・ジュビレッチェの澤井一希がぶっちぎりで優勝しました」(同)
澤井は、高校時代にJリーグ・サンフレッチェ広島のユースに所属していただけあって、その走りはアスリート並だった。
「澤井が余裕しゃくしゃくでトップを走り、そのままゴールしてしまうというまさかの展開に、スタジオは凍りついていました。ネット上では、『澤井を一般男子で走らせたスタッフのミス』『調べればわかることなのに』など、番組側に対する苦言が多数上がることになったんです」(同)