■「抓る」の意味は…
「抓る」の意味について、デジタル大辞泉(小学館)で調べてみると、以下のように記載されています。
つめや指先で皮膚を強くはさんでひねる。つめる。
例:手を抓る
「つめる」の読みが転じて、「つねる」となったと言われています。
また、「抓」は、音読みで「ソウ」、訓読みで「つま(む)」「 つね(る)」「つ(む)」「 か(く)」と読み、意味は以下の通りです。
①つまむ
②つねる
③かく。つめでひっかく
■「爪」が使われているさまざまな漢字
手偏に「爪」で構成される「抓」ですが、「爪」は漢字の構成部位のひとつとして多く採用されており、爪や手でつかむことに関する字が主に属しています。
漢字の上部に位置するときは「つめがしら」「つめかんむり」と呼び、「爵」などの漢字が該当。また、漢字の左から右下にかけて囲む部分である「にょう」の場合は「爪にょう(そうにょう)」と呼び、「爬」などの漢字が当てはまります。
「爪」が使われている漢字は多数ありますが、「抓」はなかでも使用頻度が高いのではないでしょうか。間違えてしまった人は、これを機にぜひ覚えておきましょう!
提供・fumumu
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