20年にひき逃げの疑いで逮捕され、一時活動を自粛していた俳優の伊藤健太郎。2021年に芸能活動を再開後、現在は、NHK大河ドラマ『光る君へ』への出演を果たすなど復活の兆しを見せているが、去る9月10日にそれまで所属していた芸能事務所「イマージュエンターテインメント」を退社。一部メディアでは、今月中にも俳優・小栗旬が社長を務める「トライストーン」へ移籍することが報じられ、芸能界をざわつかせている。
「伊藤は、運転中にバイクと衝突した後、そのまま現場を立ち去ったとして自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕されました。結局、ひき逃げ容疑については嫌疑不十分、過失運転致傷容疑については被害者と示談が成立したため起訴猶予として不起訴処分となりました。ただ、事件を受け、出演作品からの降板を余儀なくされ、莫大な違約金が発生しました。その違約金を肩代わりしてくれた、大恩ある事務所から移籍するのですから、SNSの反応も好意的とは言い難い状況です」(夕刊紙記者)
違約金は事故当時、7~8億円とも噂され、所属していた『イマージュ』が違肩代わりしたという。 「『イマージュ』は小さな事務所ですから、肩代わりしたのであれば、会社の存続をかけるくらいの覚悟だったでしょう。実際、伊藤の復帰に向け、必死にマネジメントした結果、今年4月期クールのドラマ『街並み照らすヤツら』(日本テレビ系)で4年ぶりの地上波ドラマへの出演を果たし、さらにはNHK大河ドラマ『光る君へ』の出演にまでこぎつけています」(キャステイングプロ関係者)
ところが、伊藤の「トライストーン」への移籍話が報じられたことで、「事務所への裏切り行為では」という批判の声があがっているうえ、業界関係者の間では、移籍の仲介役に注目が集まっているという。
「今回の伊藤の移籍に、先日、逮捕された自称・プロデューサーの細川拓容疑者が絡んでいたという話がまことしやかに噂されているんです。噂が事実なら、移籍がすんなり行くのかも、わかりません」(夕刊紙記者)