土踏まずのあたりで約5cm(独自に計測)の厚みがあり、体重をしっかりかけていても沈み込む感じがしないんです。つま先部分やかかとにもボリュームがあって、足裏全体を下から優しく支えてくれているとでもいうのでしょうか。
それでいて、片足約160g(独自に計測)ととっても軽いっ!
また、履いているあいだは足裏の居心地がとにかくいいんですよね。疲れてくると歩行時の姿勢が不安定になりがちですが、フッドベッドの独特なカーブが足裏に密着してそれがふわふわなのだけれど、もちもちとした不思議な安定感を生み出しているのかもしれません。
ヨガのレッスンや趣味のボルダリングのあとだったり、立ちっぱなし、歩きっぱなしのシーンでも、足裏をはじめ足首や関節が疲れにくい印象を受けました。正直ビーサンに1万円以上かけるのは…と迷ったけれど、この機能性なら納得です。
◆程よい伸縮性があるので靴ずれもしにくい
デザインでいうと、定番のブラックと並んで人気のNomad(ノマド)カラーが個人的にツボ。グレージュっぽい色味が肌になじむし、夏のファッションをさわやかに演出してくれます。
マットなフットベッドに対して、ツヤッとした加工がされた指の股や足の甲に当たる部分はいいアクセントになるばかりか、程よい伸縮性があるので靴ずれもしにくいのではないでしょうか。
靴ずれ常習者の筆者の場合、はじめの数回は足に靴ずれテープを貼って履いていましたが慣れてきた今では素足で問題なくズンズンと歩くことができています。
厚底が足を長く、お尻の位置を高くスタイルアップさせてくれるのも大きな魅力のひとつ。
これまでも夏はビーサン一択、いろいろなメーカーのものを履いてきた筆者ですが、「OOmega」はぶっちぎりのNo.1!売り切れていなければ、ブラックも買いたいくらい。
汚れたときは乾いた布で優しく拭いていますが、なんと洗濯機で洗うこともできるのだとか(勇気がなくて、まだ試していませんが…)。