ジャンプスーツは高めの位置にウエストの切り替えがあることで、さらに脚が長く見えるデザインです。
とろりと柔らかい素材はカラダのラインや下着のラインなどが出やすく、着こなすのが難しいのですが、モデルのようなスタイルの良さを生かして、素敵に着こなしていました。
おそらく12cmくらいヒールがあると思われるサンダルを高身長の真美子夫人が履いても、大谷翔平選手のほうがさらに背が高くて、2人のバランスが素敵ですよね。
◆細いヒールでないのは、真美子さんらしさ?
少しだけ気になったのが全身で見たときのパンツの丈感と靴のバランス。
フラットシューズならこの丈でぴったりですが、華やかな場なのでヒールのある靴はマスト。ヒールのある靴を合わせるなら、パンツの丈があと数cm長いほうがバランスがいいのかなと思います。
ソールにボリュームのあるサンダルは、真美子夫人が細いヒールを履きなれていないから選ばれたのかな?という気がしました。服とのバランスだけを考えたら華奢なヒールのほうが合いそうだと思います。もっとも、長年バスケットボール選手だった真美子夫人が、危ないピンヒールなど履き馴れていないのは当然かもしれませんね。
<文/大日方理子>
【大日方理子】
(おびなた・りこ)スタイリスト。1979年生まれ、お茶の水女子大学卒。『Ray』などの女性誌やテレビでスタイリストを務める。きれいめからカジュアルまで、今の気分を取り入れたスタイリングが得意。骨格診断アドバイザー。猫背改善で身長149cm→151cmに。中学生の女の子がいる1児の母でもある。公式HP