3月24日は、芸歴16年以上の漫才師による漫才トーナメント『THE SECOND』(フジテレビ系)の「ノックアウトステージ32→16」が行われた日付。東京ダイナマイトはザ・パンチに「284-265」で敗れ、敗退が決まっていた。このステージが、活動休止前の「最後の舞台」となったことになる。

 二郎は2018年に急性心不全・呼吸不全で緊急搬送され、2年後の20年には新型コロナウイルスに感染して危篤状態となり、1カ月の入院。昨年には腎移植手術を受け、予後が芳しくないことも報告していた。

 昨年の『THE SECOND』ではベスト32に進出するも、体調不良により直前になって出場を辞退。対戦予定だった金属バットが東京ダイナマイトの漫才ネタを“完コピ”したことでも話題になった。

 24日のノックアウトステージでは、二郎が杖をつきながらも往年の漫才を披露。4日に大会公式YouTubeに配信された結果発表の動画では、採点を前に舞台に登場した際にスタッフが二郎のために用意したイスを断り、気丈に立ち続ける姿も見られた。