蒔絵箱「モッコウバラ」(部分)/内野都は、朱金地、研ぎ出し蒔の技法を用いている。全面を華やかな朱漆で塗り込み確かな線描で花の命を描き、研ぎ出して仕上げている。

作品一つひとつから感じられる漆芸の力強さと、地域再生への希望。漆芸を通じて、能登の人々に想いを馳せつつ、輪島の再興に心を寄せてほしいという思いが込められている。

また、次回は10月28日(月)〜11月25日(月)の期間で、西本直文の世界「父・瑛泉から受け継ぐ陶の未来」を開催予定。詳細は公式サイトをチェックしてみて。

■ここから再び輪島の漆芸展
会場:平成記念美術館 ギャラリー(平成建設世田谷支店併設)
住所:東京都世田谷区桜3-25-4 無料駐車場あり
時間:10:00~18:00
休館日:日曜
観覧料:無料

Web:https://www.heiseikensetu.co.jp/gallery
Instagram:https://www.instagram.com/heisei_artgallery

(山本えり)