「何度でもやり直せる社会をつくる」をビジョンに教育・福祉分野で事業を展開するキズキは、この秋、兵庫県神戸市にて、「キズキ共育塾」の新拠点として「キズキ共育塾 神戸校」をオープンする。
「キズキ共育塾」について
「キズキ共育塾」は、「一人ひとりの困りごとに寄り添い、自分に合った学び方を見つけていく」をコンセプトにした学習塾。
不登校や中退をした人をはじめ、人間関係に不安がある人、体調が心配な人、学習への苦手意識がある人、学び直したい大人の人など、様々な状況の人が利用している。
生徒は、9月時点で小学生から社会人まで1,000名以上が在籍。今回開校となる神戸校を含めて、東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府に全国で12校舎を展開している。
また、オンラインでの授業も行っており、近くに校舎がない人や外出が難しい人にも授業を届けている。
兵庫県内の不登校児童の生徒数が増加傾向に
兵庫県の発表(※)によると、2022年の兵庫県内の小・中・高の不登校児童生徒は15,577名となっており、いずれも毎年増加の傾向にある。
文部科学省が定義する不登校には、「年間30日以上の欠席」などの定めがある。そのため、「実際には困難な状況に置かれているにもかかわらず、統計には表れていないケース」も多く存在していることが推測される。
ひきこもり・中退・発達障害なども含め、困難な状況にある人々が増える一方、その当事者や家族は社会との繋がりをどのように再構築していくか悩み、誰にも相談できず孤立しているケースも少なくないという。
そこで今回「キズキ共育塾」は、多くの人へ学習を通じたやり直しの機会を届けられるよう、児童生徒数の約3%が不登校の状況にある兵庫県内や、その近隣地域の人々が利用しやすい、兵庫県の中でも最もアクセスのよい三宮に神戸校を開校する。
「キズキ共育塾 神戸校」概要
「キズキ共育塾 神戸校」は、JR神戸線「三ノ宮駅」と阪神電鉄本線「神戸三宮駅」から徒歩7分、市営地下鉄海岸線「三宮・花時計前駅」から徒歩1分、阪急電鉄神戸線「神戸三宮駅」から徒歩12分のところにある。