津波を防ぐ巨大防潮堤に希望のアートを描く「海岸線の美術館」がクラファンに挑戦
2024年秋期と2025年春期には、アーティスト・建築家の岩村寛人氏、
画家の多田恋一朗氏、
アーティストの布施琳太郎氏、
アーティスト・アニメーターの米澤柊氏の4名が加わり、壁画7作品を制作する予定だ。
雄勝小中学校には2作品を展示
南海トラフ地震をはじめ、日本各地で災害の可能性が示唆される昨今、同様の巨大防潮堤が建設される可能性は日本全国にあると考えているSEAWALL CLUB。「海岸線の美術館」の取り組みは、その先行事例にもなりえるという。
東日本大震災から14年、これからも被災地の人々は残された防潮堤と共に暮らしていかなければならない。同プロジェクトに当初は否定的な意見もあったが、雄勝小中学校の校舎の壁面に、子どもたちと一緒に壁画を制作するなど、地域にも受け入れられ復興のシンボルとなりつつあるそうだ。
2024年現在、雄勝小中学校では、2022年に完成した壁画『HIGHLIGHT | ハイライト』と、
2023年に完成した地上絵『GOLDEN CAVE | 黄金窟』の2作品が展示されている。
計36コースのリターンを用意
READYFORで実施中のクラウドファンディングでは、「壁画原画ポストカード」「美術館の現地に名前を刻む」「クラフトビール&グラス」「出張壁画制作」など、3,000~5,000,000円まで、計36コースのリターンを用意。集まった資金は、2025年春期までの壁画制作費と運営費に充てられる。
壁画の詳細は、クラウドファンディングページをチェック!地域の暮らしに「希望」をつくりだすための「海岸線の美術館」の挑戦を、応援してみては。
READYFOR:https://readyfor.jp/
プロジェクト名:海が見えない海岸線|災害大国日本の新しい未来をつくる美術館。
海岸線の美術館:https://kaigansennobijutsukan.com/