なお、飲食に際しては本屋・出版社による書籍販売ブース内ではなく、会場内休憩所、または京都学・歴彩館の1階にあるほっとスペースを利用しよう。ひと休みした後は、ゴミの持ち帰りにも協力したいところだ。

さらに、同日開催のイベント3つも見逃せない。


1つは、12日(土)・13日(日)の10時から16時に南側広場で開かれる「本の環 hon no wa」だ。

ここでは、過去のブックイベントで収集した本と、来場者の持ち込んだ本を最大3冊まで交換できる。ただし、過度な汚れや書き込み、頁外れなど、本の状態によっては交換できないケースもある点に留意したい。

大切だけど読まなくなってしまった本をただ処分するのではなく、必要な人の手に渡すことで、サステナブルな循環が生まれるだろう。交換用の本を持っていなくても自由に見学できるので、興味のある方は一度覗いてみては。


2つ目のイベントは「あつまれ!紙芝居劇場 in 歴彩館」。こちらも12日(土)・13日(日)の両日、南側広場にて行われる。

楽しい紙芝居を披露してくれるのは、社会の窓社に所属する紙芝居師のおきゃんさん。スケジュールは1日2回、12時からと14時からの約30分間で、無料で観覧できる。


3つ目の「りてん堂の活版印刷ワークショップ」は、13日(日)の10時から16時に南側広場で実施される。

りてん堂は、京都の一乗寺にあるグラフィックデザインと活版印刷の工房。ワークショップでは、用意された金属型の活字から好きな文字を選び、オリジナルの栞を作ることができる。選べる文字は15文字程度で、ひらがなかカタカナのみ。

なお、事前の申込は不要で空きがあれば随時参加可能だが、参加費700円が必要だ。

イベント概要

「下鴨中通ブックフェア2024」は入場無料で、10月12日(土)・10月13日(日)の2日間、10時から16時の間に開催される。飲食ブースの利用は11時から16時まで。