九州南部豪雨を受け、ボランティアの支援の輪が広がっています。しかし、残念ながら、ボランティアを装った詐欺や犯罪行為なども多くあります。
そこで、fumumu取材班が、注意すべき人について、経験者たちに詳しい話を聞きました。
①新規の団体に所属している人
「実績のない新規ボランティア団体は、良し悪しの判断ができません。中には悪評が原因で解散したにも関わらず、同じメンバーで別のボランティア団体を立ち上げるような人たちもいます。
『室内清掃を装った火事場泥棒』や『寄付金詐欺』は良くある話なので、不安な場合は、個人名や団体名で検索してみることをお勧めします」(30代・女性)
②寄付金や補助金が収入源の人
「ボランティアとは言え、全員が無料奉仕しているとは限りません。中には、ボランティア団体に集まった寄付金や補助金を収入源としている人たちや、お金を得るためにボランティア団体を立ち上げる人たちもいます。
もちろん、支援の対価としてお金を得るのは悪いことではありませんが、ボランティア団体のお金の流れは把握しにくいのが現状です。
実際に、現地に支援しているのは集まったお金の一部で、寄付金や補助金で私腹を肥やしている人たちもいるので気をつけた方がいいと思います」(30代・女性)