卒業式に貰うお花、それは誰もがちょっぴり嬉しくなるプレゼント。感謝や祝福の気持ちがこもったものだと尚更ですが人に強制するものでも、されるものでもないことは皆さまもご存じでしょう。

近日、7月に卒業式が行われる中国にて生徒からお花を貰えずに激怒するという事件が発生。挙句の果てに体罰まで働いたと報道され、物議を醸しています。

■花束を貰えなかった先生が逆恨み

被害者である生徒たちがネットに動画をアップし明るみになったこの事件。

動画には中国・山西省のある小学校で臨時教員を務める女性が卒業を迎えるおめでたい日であるにもかかわらず、生徒たちを起立させ怒鳴り散らしている様子が映し出されていました。

なんでも、担任には花束が贈呈されたのに自分は貰えなかったことを不快に思い「自分たちが私の立場だったら傷つくと思わないの!?」と主張していたそう。

挙句の果てに担任に贈呈された花束を地面にたたきつけ、複数の生徒にツバを吐きかける姿もバッチリ収められていました。

■「誰も家に帰さない」

怒り狂った女教師は「今日私に花を贈らなかったら誰も家に帰さない!」と絶叫。臨時教員であることから生徒達との付き合いは浅かったようですが、いくら不愉快な気持ちになっても生徒に花束を強制するなど、どう考えても普通ではありません。

この動画が現地ネットで拡散すると、州の教育委員会は女教師を2年間の用観察人物として指定。教員資格をはく奪したほか、今後二度と児童に関わることのないよう処分したと発表しました。

また、連帯責任として校長、副校長も免職となったようです。