23年に亡くなったモデルでタレントのryuchellさんも、18年に愛息を授かった際にさんまから祝儀を受けていた。書かれていた文言は「肉体関係トントン代」というもの。ryuchellさんの持ちギャグだった「建築関係トントントン」は、さんまとの共演がきっかけで生まれており、ryuchellさんは当時のInstagramに「僕が最初テレビに出させていただきその後もお仕事があるのはさんまさんのおかげです。何もない読者モデルの僕を最初から可愛がってくださりました さんまさん、いつも本当にありがとうございます」と感謝をつづっていた。
そのほか、南海キャンディーズの山里亮太には「頭の治療代」、陣内智則には「ハンカチ代」、ナインティナイン・矢部浩之には「返金可」、千原ジュニアには「笑いの神舞いおり代」など、独特なセンスで祝儀を贈っているさんま。その文言はさておき、後輩たちにとってはさんま自らの手による手書きの祝儀袋は何よりの記念になったことだろう。
(文=新越谷ノリヲ)