その中で特に低調だったのが、平均世帯視聴率の全話平均が3.3%だった『ビリオン×スクール』であるが、松岡茉優主演の同局『ギークス~警察署の変人たち~』も苦戦していた印象だ。

 『ギークス~警察署の変人たち~』は、「新感覚の“井戸端謎解きエンターテイメント”」を謳っていたが、ネット上では「現場を確認せずに事件を解決しちゃう話かと思ったら、違った」「警察署の変人たちが、大して変人じゃなかった」と肩透かしを訴える声も見られた。

 それもあってか、19日放送の最終回では、平均世帯視聴率3.9%、個人2.1%を記録。世帯・個人ともに、自己最低を記録した第6話とタイだった。

 現在、民放のGP帯でもっとも多くの連ドラ枠を持つフジ。月9枠では10月7日から鈴鹿央士と松本穂香がダブル主演を務める『嘘解きレトリック』がスタートするが、『海のはじまり』ほどの盛り上がりを見せられるだろうか。