沖縄県内外で活躍する11名による書評展「MEET MEET BOOKS 彼らを変えた一冊展」が、沖縄県那覇市の「ホテル アンテルーム 那覇」2階ギャラリー「GALLERY 9.5 NAHA」にて、10月1日(火)~15日(火)の期間開催される。開催時間は9時~21時。
アート&カルチャーの今を発信するホテル
「ホテル アンテルーム 那覇」は、「常に変化するアート&カルチャーの今」を発信するホテルをコンセプトに掲げ、2020年に開業した。沖縄や全国のアートやカルチャーに触れ、旅行者が地元の人と交流を育み、新たな賑わいを生み出す場を目指している。
56%の市町村に書店がない沖縄県
書店業界は、年々市場規模の縮小が叫ばれている。沖縄県では、実に56%の市町村に書店がなく、過去10年で25%の本屋が閉業するなど(2023年11月実績)、本を取り巻く環境は厳しい状況が続いている。しかし、そのような状況でも、独立系書店の開業や大手書店によるイベント企画など、様々な取り組みが実施されている。
「ホテル アンテルーム 那覇」では、ホテル空間を活かした本との出会いを演出することで、書店へ足を運ぶきっかけになることを目指す。
11名が「自分の人生を変えた一冊」を選書
今回の「MEET MEET BOOKS 彼らを変えた一冊展」では、沖縄県内外で活躍する総勢11名に「自分の人生を変えた一冊」を選書してもらい、それぞれの想いを込めた書評と本を展示。彼らの思想の原点となった考えや文章を読むことで、新しい発見につながることを期待して開催する。
書評に協力しているのは、UDS代表取締役社長の黒田哲二氏、フォトグラファーの島袋常貴氏、「SUNNY BOY BOOKS」「本と商い ある日、」店主の髙橋和也氏、作家の豊永浩平氏、HIGAディレクター兼デザイナーの比嘉一成氏、アクセサリー作家の堀口葵氏、グラフィックデザイナー/NERD GALLERYディレクターの三河史尭氏、PORTRIVER MARKET店主の麦島美樹氏、ジュンク堂書店那覇店エグゼクティブ・プロデューサーの森本浩平氏、ゲインフルエンサー/画家のDELIVA氏、アーティストのnami氏の11名。