長く愛され続けるZARDの人気曲をランキング形式でまとめました。「揺れる思い」「負けないで」など誰もが知っている名曲もたくさんランクインしています。多くの人に癒しと勇気を与えてきたZARDの名曲をチェックして、音楽に浸ってみませんか?
今なお愛され続けるZARD!
ZARDは女性ソロシンガー・坂井泉水さんを中心に1991年に指導したバンドです。1992年に発売したアルバム「HOLD ME」を皮切りに、1999年のアルバム「ZARD BEST 〜Request Memorial〜」まで連続ミリオンセラーを達成。
「揺れる思い」「マイフレンド」「負けないで」といったシングルがミリオンセラーとなり、ZARD国民的なバンドとして知られるようになりました。平成のオリコンセールスは3763.3万枚。アーティスト総合8位にランクインしています。
高い人気を誇っていたZARDですが、メインボーカルの坂井泉水さんが逝去。その後はフィルムコンサートや過去の音源を元にした制作が行われました。2016年に迎えたZARD25周年には「ZARD Forever Best 〜25th Anniversary〜」を発売しています。
25周年の記念アルバムを最後に、ZARDの活動は完全に終了しました。しかし現在でもZARDには根強いファンが多く、今も愛される楽曲がたくさんあります。そんなZARDの人気曲をランキング形式でチェックしていきましょう。
※歌詞に関する著作権は、JASRACおよび各レコード会社、アーティストなどに帰属します。
ZARDの歴代の人気曲ランキングTOP30(第30位~第21位)
第30位:痛いくらい君があふれているよ(1999年発売)
「痛いくらい君があふれているよ」はZARD30作目のシングル。このシングルがZARDにとって最後の8mmシングルとなりました。ネスカフェモーニングのCM曲として採用され、ZARDが発表した楽曲の中で唯一ラップがメインになっていることでも知られています。
シークレットトラックとして「痛いくらい君があふれているよ」のオリジナルミックスが収録されているので要チェック。シークレットトラックは最後のオリジナルカラオケが終了してからしばらく再生を続けているとスタートします。
第29位:この涙星になれ(1999年発売)
「この涙星になれ」はZARDの31作目のシングルです。テレビ朝日で放映された「科捜研の女」の主題歌として採用されました。カップリング曲の「お・も・ひ・で」は一曲だけのシングル収録も行われ、タイアップ先の懸賞商品としてファンにプレゼントされています。
メインボーカルで作詞者でもある坂井泉水さんは引用の歌詞をとても気に入っており、ZARDにとって思い出深い曲としてファンの間でも有名。優しい歌声にマッチした切ない歌詞が魅力です。
少しの笑顔でよかったのに いつからか気軽に 君と話せなくなってた
歌詞タイトル:「この涙星になれ」 作詞者: 坂井泉水
第28位:MIND GAMES(1999年発売)
「MIND GAMES」はZARDの28枚目のシングルとして知られている曲です。ZARDにとって最後のオリコンシングルチャート1位の曲であり、オリジナルアルバムへの収録はなく、ベストアルバム「ZARD BEST 〜Request Memorial〜」のみの収録となっています。
本来であればZARDにとって初めてのマキシシングルとなるはずでしたが、さまざまな事情により発売が延期。結果として8mmシングルとして発売されました。
第27位:世界はきっと未来の中(1999年発売)
「世界はきっと未来の中」は29枚目に発売されたZARDのシングルです。ZARDは「負けないで」から「世界はきっと未来の中」まで24作連続でオリコンチャートTOP3入りを記録しており、この頃には国民的なバンドとして高い人気を誇っていました。
カップリングなしのシングルだったため、500円のワンコインシングルとして発売。テレビ朝日で放映された「舞妓さんは名探偵!」の主題歌として採用されました。
第26位:新しいドア~冬のひまわり~(1998年発売)
「新しいドア~冬のひまわり~」はZARDにとって26作目のシングルです。27枚目のシングルである「GOOD DAY」と同日に発売され話題となりました。どちらのシングルもカップリングは収録されておらず、500円のワンコインシングルとして販売されたことでも有名です。
オリコンチャートは初登場3位。サッポロビール「冬物語」のCMソングとして使われていたことから耳馴染みがある方も多いのではないでしょうか。
第25位:Good-bye My Loneliness(1991年発売)
ZARDとして活動をする以前、Zard名義で発売した1作目のシングルとして知られているのが「Good-bye My Loneliness」。ZARDの記念すべきメジャーデビューシングルであり、本作とシングル2作目、ファーストアルバムまで「Zard」名義で発表されました。
フジテレビ「結婚の理想と現実」の主題歌に採用。プロデューサーが新人アーティストのデモテープを聴き、その中から最も気に入ったのがZARDの曲だったことからデビュー作にしてドラマ主題歌に抜擢されました。
第24位:GOOD DAY(1998年発売)
「GOOD DAY」は「新しいドア 〜冬のひまわり〜」と同日にリリースされたZARDの26枚目のシングルです。カップリング曲は収録されておらず、「新しいドア 〜冬のひまわり〜」と同様に500円のワンコインシングルとなっています。
この曲はアルバムに収録するための曲として制作されていましたが、CMとのタイアップが急遽決まったためシングルカットされることになりました。オリコン初登場2位を記録しています。
第23位:息もできない(1998年発売)
ZARDの24作品目のシングルとして発表されたのが「息もできない」です。本来は2ヶ月連続シングル発売の2作目として1998年1月にリリースする予定でしたが、制作時間がかかったため2月の発売となりました。フジテレビで放映されたアニメ「中華一番!」の主題歌です。
ZARDが発表されたシングルの中ではリミックスバージョンが最も多く出ている曲でも有名。さまざまなバージョンが制作され、ファンにとっても馴染み深いシングルです。
第22位:Get U’re Dream(2000年発売)
「Get U’re Dream」は32作目のシングルとして2000年に発売されました。2000年に開催された北京オリンピックのNHK公式テーマソングとして採用されており、多くの人に愛されたZARDの曲の1つでもあります。
NHKで放映された特別ビデオクリップでは、北京オリンピック出場選手の映像と共にボーカルの坂井泉水さんのコメントが出たことでも話題になりました。坂井泉水さん自身もスポーツ選手だったため、思い入れのある曲としてファンに知られています。
第21位:運命のルーレット廻して(1998年発売)
25作目に発表されたZARDの「運命のルーレット廻して」は日本テレビのアニメ「名探偵コナン」の主題歌に採用されました。このタイアップを皮切りに「名探偵コナン」では計6回ZARDの曲を主題歌として使っています。
「名探偵コナン」ではすでにオンエアされていたもののアレンジへの納得がいかずシングルの発売は延期。1998年9月17日の発売に至るまで、27通りのアレンジが作られました。そのためアニメで放映されたものシングルやアルバムバージョンとではアレンジが変わっています。