街中で迷惑なナンパにあっている人を見かけたとき、自分にはなにもできないと決めつけていませんか?

助ける側も、もちろん勇気が必要です。自分をしっかり守りながら、困っている人も助けるためには、どうすればいいのでしょうか。

覚えておきたい対処法を、fumumu取材班が聞いてきました。

①「大丈夫ですか?」

「しつこいナンパに困っているときに、『大丈夫ですか?』と一言聞いてくれた人には、感謝しかないです。ナンパをされているときって、どうにかひとりで対処しなくちゃと思い込んでいるので…。

周りの人に助けを求めてもいいと知らなかったから、まさか声をかけてもらえると思っていなかったんです。その一言で安心して、思わず泣いてしまいました。

間に人が入ったことで、ナンパも退散してくれて。ナンパに喧嘩腰で突っかかるより、こちらにやさしく声をかけてくれたことが、とてもうれしかったです」(20代・女性)

②知り合いのフリ

「友達と夏祭りに行ったときに、強引なナンパに囲まれて困っていたときに、知らない男女のグループが『お待たせ~! 合流しよ~』と知り合いのフリをして助けてくれたことがありました。

ナンパをしてきた人も、知り合いだと思ってくれたのか逆上せずに、残念そうに去っていきました。私たちは女二人だったので、輪の中に入れて守ってくれたことは、すごく安心しました。

どうしても力では敵わないので、相手を怒らせないように気も使うんですよ。大きなトラブルになる前に解決してくれて、とてもスマートな方法だと思いました」(20代・女性)