◆野菜多めの和食とビール、最高の組み合わせ
メニューが到着。「ほうれん草の胡麻和え」(290円)、「金平ごぼう」(290円)、「ミニしまほっけの炭火焼き」(470円)、そしてビール(中ジョッキ)を頼んだ。
「ほうれん草の胡麻和え」や「金平ごぼう」など、若い時には進んで食べたいと思う料理ではなかったが、急に食べたくなったのは自分がちゃんと年を重ねた証なのかもしれない。
ちなみに、中ジョッキの大きさも350円であることを鑑みれば十分なサイズだ。
◆スイーツのように甘い野菜メニュー
まず「ほうれん草の胡麻和え」をいただく。
とにもかくにもスイーツのような甘さに驚いた。ほうれん草の臭みは無く、野菜嫌いの子どもでもバクバク食べられるほど味付けがマイルド。食べ進めている最中、実家で「ほうれん草の胡麻和え」を食べていた時のことを思い出して1人でエモくなった。
◆レンコンはシャキシャキ、ゴボウはジュワッ
次に「金平ごぼう」を実食。
薄味かつ優しい味わいになっており、ラーメン二郎の対極にあるような料理だった。レンコンはシャキシャキしており、ゴボウは噛むと口の中でジュワと広がり、いろいろな食感を楽しめる。
ただ途中、味の薄さに飽きを覚えたため、卓上に設置してある2種類の七味唐辛子を活用した。赤いほうは辛さが強く、黒いほうは柚の風味を感じられる。性格がハッキリわかれた七味唐辛子を駆使することで、自分好みの「金平ごぼう」を作り上げられそうだ。
◆コスパ最高のお魚料理。470円で“贅沢な和食”の味
「ミニしまほっけの炭火焼き」は脂がのっているが、ビールで流し込んで一番美味しさを感じられる絶妙な脂の量だった。