バラエティ現場での助け舟のつもりが、その発言だけが切り取られて独り歩きしたものであったことを明かした。

 また、そうしたネットニュースの切り取り記事への対策についても、若槻は明確なビジョンを語っている。

「言葉を考えればいいんです。コンプライアンスとか、この言葉言っちゃいけないんだとか、私もよく炎上しちゃうんですけど『なんだよ、こんなこと言っちゃいけないのかよテレビで』とは思わないです。それを言っちゃいけないんだ、じゃあどういう言葉だったり、どういう遊び方をしたらいいのかなっていうのを考えるだけで。だから、反省はします。不快に思っちゃった方とか、違う言葉選んだなとか、一回反省しますけど、だったらやめとこうじゃなくて、だったらどういう話ができるかなっていうのを考えて、エンターテインメントをやっていきたいと思います」

 東野をして「完璧や」と言わしめる若槻の対応力。10年のブランクを経てバラエティの現場に戻ってきた実力者は、いまや若い女性タレントのリスペクトを一心に集める存在となっている。

 独立を経て、ますます活躍の場を広げそうだ。