アグリツーリズモ ユタカは、8月に山梨県北杜市小淵沢町にて一日一組限定の体験型オーベルジュ「Agriturismo YUTAKA」をオープンした。
「Agriturismo YUTAKA」オープンの背景
アグリツーリズモ ユタカ代表の馬場優氏と妻・有紀氏は、過去にイタリアのトスカーナ地方でアグリツーリズモ(※)の宿に滞在した感動から「八ヶ岳南麓の自然と暮らしの魅力を伝えられる宿」を創るという夢があった。
二人が山梨県北杜市小淵沢町に移住して15年。リゾートホテルで観光・宿泊業の経験を積みながら、自家農園では年間50種以上の野菜とハーブを無農薬で栽培することで、地の味と食の旬を学んできたという。
7年前に親となり、豊かな自然環境の中で子育てを楽しむ一方で、小さな子ども連れの旅行は宿泊先や滞在先での楽しみ方が限られている、という課題を発見。
そんな背景から宿に滞在しながら八ヶ岳南麓ならではの体験を親子で楽しみ、周囲を気にすることなく旅の贅沢を満喫できる宿「Agriturismo YUTAKA」をオープンすることとなった。
ファームトゥテーブルのイタリア料理をゆったりと
「Agriturismo YUTAKA」は、一日一組限定の貸切宿となっており、食事はリビングと一体のダイニングにて提供。
ベッドルームも近く子どもを見守りながら安心、快適に過ごせるのが特徴で、雑木林に臨むリビングダイニングからは、四季折々の風景を堪能することができる。
ディナーは宿から徒歩3分の自家農園で収穫された、無農薬野菜を中心としたイタリア料理。
自ら育てることで野菜の旬を知り尽くしたシェフが、季節の味わいを最大限に引き立てる料理をフルコースにて届ける。
時には猟師が近くの山で獲ったジビエ料理も登場。子どもには、旬の野菜を楽しく味わってもらえうよう工夫を凝らしたキッズメニューを年齢に応じて用意するほか、離乳食にも対応している。