新人研修などで「他己紹介」を経験したことはありませんか?
今回、他己紹介やアイスブレイクなどについて、就活や仕事で役立つネタやコツをご紹介していきます。
さらに、面白い質問例など自己紹介にも役立つ実践例として参考にしてみましょう。
他己紹介とは?
「他己紹介」とは「自己紹介」とは違い、他人を紹介することです。
新人研修などで他己紹介を行う事により、第三者に他人の事を紹介しなければならないため、自己紹介にはない難しさや伝達力、情報収集などのスキルを要します。
このように他己紹介を行う事により、自己紹介とは違い「伝達能力」や「情報収集」のスキルにつながるため、新人研修などでは非常に有意義な方法でスキルを身に付ける練習となります。
一般的に他己紹介は、新人研修などの場で集団で行われます。
また初対面同士がペアを組み制限時間内に相手の他己紹介を行う手法です。
自己紹介は就活の際、沢山訓練を積み重ね実践してきたことでしょう。
しかし、他己紹介は自己紹介とは全く違う難しさがあるため、他己紹介を行う事によりこれまでとは違うスキルを身に付けることができるのです。
アイスブレイクって?
そもそも新人研修などでよく行われている「アイスブレイク」をご存知でしょうか?
アイスブレイクとは、初対面の人との緊張をほぐすための手法になります。
自己紹介や、簡単なゲームをすることによりそこに集う人の心を和ませ、同じ目標を達成できるように働きかける技を意味します。
新人研修などで「アイスブレイク」を行う目的は、初対面の人同士が集まる場で、どのように心が氷のように固まった状態を打破できるかを実践するものになります。
また、アイスブレイクの指導者の事を「アイスブレイカー」と呼びます。つまり、司会・進行役になります。
アイスブレイクの目的は大きく分けて3つあります。
①参加者同士、和やかな雰囲気にする
②参加者同士、コミュニケーションが円滑になる
③参加者同士、安心感を持てる
このように、アイスブレイクには仕事にも役立つ大きな要素が隠れているのです。
他己紹介のコツ
それではここからは、他己紹介のコツについてお伝えしていきます。
自己紹介とは違い、他己紹介には自分の知らない情報が沢山あります。その知らない情報をどのようにして収集していくのでしょうか?
他己紹介のコツには二つの要素が必要になります。
①情報収集
②伝達力
これのどちらかが欠けても仕事に生かすことはできません。さらに営業へ行っても、自社の商品の事をまったく知らなければ商品の良さや説明すらできません。また、商品の情報を知っていても伝達力が無ければその商品を売ることができないでしょう。
他己紹介のコツがわかったところで、では実際に他者紹介を堅守などで行う場合どのようにすればいいのでしょう?
ポイントになるのは「制限時間内」「どれだけの情報を聞き出せるか」「上手く伝えられるか」です。
〇制限時間内
決まった時間の中でいかに相手の情報を収集できるかによりますが、時間が足りないことも予想されますのでできるならあらかじめ、どのような情報収集をするのか内容を絞って答えやすい質問を用意しておくといいでしょう。
〇できるだけ沢山の情報を聞き出す
制限時間内にでいるだけ多くの「必要な」情報を聞き出せるかにより勝敗が決まります。ポイントとしては、自己紹介に置き換えて、自分の強みを表現すれば自分のよさが伝わります。また相手に答えやすい質問にすることも大切です。このように、相手の強みを効率よく聞き出すことでより強力な情報を短時間で手に入れられるのです。
〇上手く伝えられるか
伝達力は、情報収集の内容と質によります。いかにわかりやすい伝え方で相手に他人の事を伝えられるのかにかかっています。そのため、情報収集した内容をさらに要点をまとめてストーリー性のある伝え方をするようにすると、その人の良さをうまく伝えられるでしょう。
他己紹介はコツさえきちんと掴んでおけば、案外難しくないのかもしれません。