青森県・浅虫温泉「棟方志功ゆかりの宿 椿館」にて、10月5日(土)、マルチクリエイター・いとうせいこうさんが、一夜限りのトークショー「スペシャルトークライブ DAY&NIGHT」を開催する。

いとうせいこうさんについて


いとうせいこうさんは、1961年東京都生まれ、早稲田大法学部卒。出版社勤務を経て、作家、クリエイターとしてテレビやラジオ、映画で活躍している。

1988に小説『ノーライフキング』で作家デビューし、『想像ラジオ』で野間文芸新人賞。日本語ラップミュージックの先駆者としても知られるている。

近刊は東日本大震災の被災地を訪ねた、河出書房新社『東北モノローグ』がある。

いとうせいこうさんが、さまざまな想いを語る

今回開催される「スペシャルトークライブ DAY&NIGHT」の開催場所は、「東北の熱海」ともいわれ、棟方志功が好んで滞在したという浅虫温泉「棟方志功ゆかりの宿 椿館」。第1部、第2部にわけて、若き日の棟方志功に似ているといわれるいとうせいこうさんが、さまざまな想いを語る。

第1部は、宿泊者以外も参加OK


4月にリニューアルしたばかりの棟方志功ギャラリーにて行われる第1部は、宿泊者以外も参加できる「今をどう生きるかを考える。『東北モノローグ』から『被災学』へ」。

東日本大震災から13年。福島、宮城、岩手、山形を訪ね、その声を聞き記録したいとうせいこうさんの最新著書『東北モノローグ』から、未曽有の自然災害にみまわれる現在、誰もが被災者になる可能性がある社会で、どう生きていくか?“生きる”を目的とした「被災学」を語る。

第2部は、宿泊者限定トークライブ


第2部は、夕食後のダイニングにて、ライトアップされた庭を眺め、お酒を傾けながら聞く宿泊者限定トークライブ「いま、いとうせいこうが想うこと」。いとうせいこうさんが名付けた、青森市出身の消しゴム版画家・ナンシー関さんとの思い出や、いま考えていることなどを語ってくれる。