大分県は、日本一の「マダケ」の産地。国指定の伝統的工芸品でもある「別府竹細工」をはじめ、日用品から土産物、さらには芸術品まで、良質な竹をさまざまに活用し、幅広く愛されてきた。

今回、10月11日(金)~26日(土)10:00~19:00に開催される「OITA BAMBOO ART & LIGHTS 2024 竹会 TAKE-E」は、見て、触れて、味わって、聴いて、竹の魅力や新たな一面に出会えるイベント。夜は竹の作品がライトアップされ、美術館が幻想的な雰囲気に変わる。

竹笛の音色を楽しめる点灯式や竹工芸ワークショップ


10月11日(金)18:30からの「オープニング/点灯式」は、申込不要で当日先着順で参加可能。別府市で60年以上神事としておこなわれている、巨大な籠を編む実演「大四海波献籃製作」を、竹笛の音色とともに特別バージョンで執り行い、ライトアップがスタートする。


「竹工芸ワークショップ」は、10月5日(土)・6日(日)・19日(土)・20日(日)の13:30と15:30から開催され、所要時間は1時間程度。要申込で定員は各回6組。材料費として1,000円を用意しておこう。

実際に作った作品は大きなオブジェの一部として展示され、会期終了後に返却される。なお、対象は小学生以上だ。当日開館時間より、会場にて先着順で申し込みを受け付ける。


「竹之市~OITA BAMBOO MARKET~」は、10月12日(土)~14日(月)10:00~18:00に開催される。ただし12日(土)のみ13:00から。

会場では、県内在住の竹工芸家による作品や生活雑貨などを展示販売。どんな商品が並ぶかは来てのお楽しみ。

お茶会やフラワーアレンジのスペシャルプログラムも

要申込/有料のスペシャルプログラムも開催。美術館スタッフのガイドで同時開催中の「大分竹工芸名品展ー此君礼賛vol.8ー」を鑑賞したあと、ライトアップされた会場の特別な雰囲気のなかで、お茶やフラワーアレンジを体験する。