2.高学歴ニートのフリーターが少ない理由

高学歴ニートは、就職のハードルを自ら上げている傾向が高いです。有名大学を卒業したのだから、一流企業に勤めなければならない。
こうした固定観念に囚われているから、中小企業の面接も受けません。食いつなぐためにフリーターとして、稼ごうという考えも最初から排除されています。

しかしながら、日本のアルバイト賃金は外国より恵まれており、フリーターでも家賃を払って、食べていくことができます。しかし、変に高学歴というプライドが邪魔をして、「収入を得る」ということと「一流企業に就職する」ということを履き違えています。
きっと多くの高学歴ニートは、自分が働かなくても、どうにか生活できる環境に置かれているのでしょう。
そのため、高学歴のフリーターの比率というのは必然的に低くなります。

高学歴ニートの特徴7つ!原因は?再就職は可能なの?
(画像=『lovely』より引用)

- 【高学歴ニート】収入と就職は別!

高学歴ニートの頭の中には、そもそも収入を得るという発想がないのです。もし、収入を得るということを目標としていれば、自分の特徴を活かして、フリーターになっているはずです。それをせずにいつまでも採用されない企業へと面接へ行くのです。
面接に行くのにも交通費がかかります。交通費はどうやって捻出するのでしょうか?

高学歴ニートの特徴7つ!原因は?再就職は可能なの?
(画像=『lovely』より引用)

まずは、経済面での安定を目指すべきです。フリーター、つまりアルバイトというのは、雇用形態にすぎません。重要なのは、自分の関心のある分野、つまり業種で働くことなのです。

履歴書を書いてしまえば、あとは自分にとって関心の高い企業の求人をチェックするだけです。一日で2,3分もあれば十分でしょう。
残った時間は、目標とする業種でアルバイトを探す方が簡単です。なんでも、簡単なことから始める方が楽です。

高学歴ニートの特徴7つ!原因は?再就職は可能なの?
(画像=『lovely』より引用)

そして、興味のある業種であれば、仕事も楽しんでやれます。フリーターなので、残業もしません。日本の企業の多くはブラック企業です。社内で過労死する社員が出ても平気な顔をして、無限の利益を追求するため、残業代も払わず働かせています。

一流企業で過労死するより、フリーターで長生きする方がずっと幸せです。

高学歴ニートの特徴7つ!原因は?再就職は可能なの?
(画像=『lovely』より引用)

3.高学歴ニートがぶつかる就職の壁

高学歴ニートが生まれる理由は、日本企業の無理な働かせ方にも原因があります。せっかく学生のときに内定を手に入れたのに、入社したらブラック企業だったという落ちです。

たとえ、一流企業に就職しても3,4ヶ月で退職してしまうと面接相手は、働く側にも問題があったのではないかと疑います。本当は、月100時間を越える残業があっても企業は、悪くないと判断しがちです。
どんなに高学歴ニートが訴えても説得力がありません。日本企業は、それぐらい疲弊しているのです。

高学歴ニートの特徴7つ!原因は?再就職は可能なの?
(画像=『lovely』より引用)

では、なぜ高学歴ニートは一流企業に勤めたがるのでしょうか?
原因は、同じ大学の友達がSNSなどで自慢話をしているからです。そして、羨ましいなと感じるわけです。
実際には、度重なる残業で心も体もボロボロなのに…

高学歴ニートの特徴7つ!原因は?再就職は可能なの?
(画像=『lovely』より引用)

- 高学歴ニートは他人と比べるから脱出できない

そもそも原因として、高学歴ニートは他人と比べている点が間違っています。同じ大学を卒業しても特徴や趣味といった個性は全く違います。地球上に一人として同じ人間はいません。
たとえ顔や形は似ていても頭の中は全く違います。

高学歴ニートの特徴7つ!原因は?再就職は可能なの?
(画像=『lovely』より引用)

一流企業が肌に合う人もいれば、NPO法人やフリーランスがしっくりくる人もいます。なにも会社で働く必要はないのです。
海外旅行に行って、それをブログにして、広告収入を得ている人もいます。
何も特技がないからと荷物預かりのお店を開いて、立派に経営している人もいます。荷物を預るだけですから、だれでもできます。

高学歴ニートの特徴7つ!原因は?再就職は可能なの?
(画像=『lovely』より引用)

大事なのはアイディアです。一流起業の面接へ行く前に本当にこれでいいのか、自分の好きなものや特徴を活かせる会社か、もう一度考えてみましょう。
もし、ただの見栄で一流企業に面接に行くのであれば、明るい将来は期待できません。

不幸の原因となる他人との比較をやめ、自分の能力を活かせる職場や業種に的を絞りましょう。いろんな業種や職種に手を出してはいけません。