それまでさまざまなアーティストやクリエイターから楽曲提供を受けていたTOKIOだが、音楽雑誌「月刊 Songs」14年8月号(ドレミ楽譜出版社)で、「リリック」をきっかけに、全収録曲をメンバーのみで製作する方向性になったことを明かしている。松岡が言った「ターニングポイント」は、そのことを指しているのだろう。

 「そのときの絵も浮かびますし、まあいろいろな思い出もあります」としみじみ語りつつ、「我々もそれを胸に、ちゃんと大切にしながら、また一歩一歩、歩いていきたいと思います」「株式会社TOKIOもそうですし。みんなたぶん、5人が5人ともしっかりと前を向いて歩いてるんで。そちらのほう、応援していただきたいと思います」と話をまとめたのだった。

 この日のトークを受け、SNS上では「この流れで『リリック』はズルい マジ泣く」「3人のお兄ちゃんと2個下の弟……泣ける」「しっかりTOKIOのこと語ってくれてありがとう。」「少し早いけど、30周年おめでとう そしてありがとう これからもずっと大好きです」といった声が寄せられていた。