フロムワンは、横浜で長年愛されてきた「パティスリーストラスブール(以下、ストラスブール)」を、鎌倉市の「CIAL鎌倉」にて9月14日(土)にオープンした。

看板商品の「バウムクーヘン」を中心に、大人気のスイーツ「生どーなつ」などを豊富なラインナップで用意する。

ストラスブールのこだわり

ストラスブールは、「お客様に『また食べたい!』と思って頂ける物を作る」をポリシーに、小さな手間も決して惜しまないお菓子作りをしてきた。

ストラスブールのシェフ寺田氏は、「お菓子を口にした瞬間、美味しさと共に、それがお客様の身体にとって優しい物だと感じて頂きたい」という思いのもと、妥協のない“眼”で素材を選んでいる。

看板商品「バウムクーヘンREY」


ストラスブールの看板商品「バウムクーヘンREY」は、同店の代名詞とも言える逸品だ。

深いコクと芳醇な香り、柔らかくなめらかな口溶けの秘密は、新鮮な千葉県産の食彩卵やカルピスバターをふんだんに使った生地に、たっぷりと空気を含ませているからなのだそう。バニラやナツメグといった香りのスパイスが、シンプルなバウムクーヘンに深いコクを与える。

職人は絶妙な火加減を行い、焼き色や香りに全神経を集中しながら一層一層丁寧に焼き上げていく。最後にほどこすパリっと薄くコーティングしたグラスに、粉雪のようなパウダーシュガーをまぶすのも職人のこだわりのひとつだ。

ドーナツの進化系「生どーなつ」


ストラスブールの「生どーなつ」は、連日1日1,000個が完売となるほどの人気スイーツ。生産の少ない国産小麦「キタノカオリ」にバターや卵をたっぷり加え、じっくりと低温発酵させた生地を揚げたどーなつだ。

通常のドーナツは水分量が65%前後のところ、ほぼ100%の水分量で仕込むため、もちもち食感が特徴。自家製酵母もごく少量にして長時間発酵し、隠し味に皮ごとマッシュした「かぼちゃ」を生地に練り込んでいる。独特な柔らかさともちもち食感を楽しもう。