結婚式のご招待を受けたときに悩むのがお呼ばれコーデこと参列服。自由な結婚式が人気を集める今、参列服についても以前よりルールが緩くなったように感じます。そこで本日は参列服に関するマナーについてご紹介します。この記事では服装はもちろん、アクセサリーやバッグなど小物類のマナーについてもお伝えするので是非最後までご覧ください◎

結婚式のご招待を受けたときに悩むのがお呼ばれコーデこと参列服。自由な結婚式が人気を集める今、参列服についても以前よりルールが緩くなったように感じます。

そこで本日は参列服に関するマナーについてご紹介します。この記事では服装はもちろん、アクセサリーやバッグなど小物類のマナーについてもお伝えするので是非最後までご覧くださいね◎

参列服を選ぶときの大原則

『DRESSY』より引用
(画像=pixabay.,『DRESSY』より引用)

何かと細かいルールやマナーがある結婚式の参列服。ですが、絶対に外せないポイントは、シンプルに「花嫁さまよりも目立たないこと」。これに尽きます。と言いますのも、結婚式の主役はあくまで新郎新婦のおふたり。

もはやこれに関しては「言われなくても知っている」という方がほとんどだと思いますが、結婚式や二次会に着て行くドレスを選ぶ際は、改めて意識しておきたいポイントです。

結婚式NGコーデ【洋服編】

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

まず最初に、結婚式にドレスやワンピースなどの洋服を着ていく際に気を付けたいポイントをご紹介します。

洋服は昼と夜とでマナーが異なりますので、併せて確認していきましょう◎

昼の結婚式はここに注意

『DRESSY』より引用
(画像=プラコレのウェディングレポート,『DRESSY』より引用)

結婚式や二次会に着て行くドレスを選ぶ際の注意点は以下の通り。基本は目立ちすぎず、地味すぎず、人に不快感を与えない、上品な装いを心掛けましょう。


●白は花嫁さまの色なので絶対に避ける
●喪を連想させる全身真っ黒も禁止 ●過度な露出は控える
●使われている素材に気を付ける

①白は花嫁さまの色なので絶対に避ける

結婚式や二次会において白は花嫁さまだけが着ることを許された特別なカラー。間違ってもゲストであるみなさまがお召しになるドレスに白を選ばないようにしましょう。

淡いベージュや薄いピンクなど白に近い色のドレスは、写真を撮影した際に白っぽく映る可能性があるので控えておくことをおすすめします。

②喪を連想させる全身真っ黒も禁止

トレンドに敏感な女性たちの間で人気を集める黒のドレス。これに関しては「全身黒」でなければ問題なし◎バッグや靴に華やかな色を取り入れれば、ドレスは黒でもOKです。

また黒のドレスを選ぶ際は、ドレスの素材にこだわるのがおすすめ。シルクやサテン、レースのように光沢感や華やかさのある素材を選べば、一層ドレッシーに着こなすことができますよ。

③過度な露出は控える

フォーマルな場である結婚式では、過度な露出は控えておくことをおすすめします。例えば、ノースリーブや背中がガッツリ開いたデザインのドレスなどは避けておくと安心です。

また、見落としがちですが、スカートの丈感やデザインにも注意が必要です。例えば、ひざ上10cm以上のミニスカートや深いスリットが入ったスカートなどは控えるようにしましょう◎

④使われている素材に気を付ける

きちんと感のある装いが好まれる結婚式。麻やニットなどカジュアルすぎる素材のドレスは控えるようにしましょう◎

また結婚式では殺生を連想させる動物柄が入ったアイテムやファー素材のアイテムを持つのは御法度。本人はおしゃれのつもりでも、周囲からは非常識だと思われる可能性が高いアイテムなので気を付けて。

夜の結婚式はここに注意

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用)

一般的に昼の結婚式と夜の結婚式とでは、夜の結婚式の方が参列服に関するマナーもやや緩めです。

実際に昼の結婚式ではNGだと言われている露出のある服装や華やかな素材のドレス・ワンピースも夜の結婚式であればOK◎ナイトウェディングに合うような華やかなコーディネートが好まれます。

結婚式NGコーデ【和服編】

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

ドレスやワンピースなどの洋服以上にマナーに厳しいのが和服。結婚式でお召しになる和服にはさまざまなマナーがありますが、以下二点をおさえておけば、安心です◎


●立場の格にあった着物を選ぶ
●振り袖は花嫁と被らないように気を付ける

①立場の格にあった着物を選ぶ

種類ごとに格が決まっている着物。結婚式の参列服に着物を選ぶのであれば、必ず自分の格にあった着物を選ぶようにしましょう。

■正礼装(第一礼服)

黒留袖

  • 既婚女性の正礼装
  • 母親、新郎新婦の親族、仲人が着大振袖(本振袖)
  • 未婚女性の正礼装

■準礼装

色留袖

  • 新郎新婦の姉妹、親族の女性

※五つ紋は正礼装
※一つ紋、三つ紋は主賓であれば着用OK

訪問着

  • 未婚、既婚問わず着用OK
  • パーティー向き

付け下げ

  • 未婚、既婚問わず着用OK
  • 訪問着より模様がシンプル

この中でゲストが着用できるのは振袖、訪問着、付け下げの三種類。ゲストが着用できる和装の中で最も格式が高いのは振袖ですが、振袖を着る際は花嫁さまと被らないように気を付けることが大切です。

②振り袖は花嫁と被らないように気を付ける

振袖は袖の長さにより格式が異なります。一般的に花嫁さまが振袖をお召しになる場合、最も格式が高い「大振袖」を着ることになるので、ゲストの方は2番目に格式が高い中振袖をお召しになることをおすすめします。

最も格式が低い小振袖も結婚式に着られないことはないものの、ホテルなどの結婚式には相応しくないと言われています。なので結婚式に振袖を着る場合は、大振袖もしくは中振袖を選びましょう。大振袖も花嫁さまが結婚式で振袖をお召しにならないのであれば着用OKです◎