シーフードミックス キッチンペーパーで周りの水分を取る
 この段階で塩分をしっかりまとっていますので、料理の味付けはいつもよりも「薄め」でOK。料理に投入するタイミングは、「最後の仕上げ」で十分で、さっと火を通すくらいにとどめましょう。(もともと「ゆでた状態」なので)このコツを守り、海鮮焼きそばを作ってみたのがコチラ。麺とソースを加えるタイミングで魚介類を投入、ソースを少なめに調味するのがポイントです。

シーフードミックスの海鮮焼きそば
 エビもイカもアサリもぷりっぷり! 魚介の旨味が残り、おいしいダシもほどよく麺に染みています。この方法を知れば、たいがいのシーフードミックスをおいしく解凍することができますし、ビッグサイズを選んでご馳走感も演出できるようになります。みなさま、是非お試しください!

<文、写真/スギアカツキ>

【スギアカツキ】

食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12