愛知県岡崎市で薬局事業、介護福祉事業、まちづくり事業を展開しているパナドームは、JR三ヶ根駅から徒歩6分のところに、「パナプラス薬局 三ヶ根店」を9月9日(月)リニューアルオープンした。

調剤の様子をリアルタイムで見ることができるように


「パナプラス薬局 三ヶ根店」の大きな特徴のひとつが、自動ピッキング装置「ドラッグステーション」を導入していること。


湯山製作所が2020年に発売した「ドラッグステーション」は、常時多数の薬品をセットし、処方データに応じて払い出す薬品を自動でピッキングできる装置。

薬局業界全体で対物業務から対人業務への転換が進み、医療のファーストアクセスの場としての機能が求められる中、パナプラス薬局ではかねてより店舗の規模や特色に合わせて調剤機器の選定を行ってきた。そして今回、転換のさらなる加速を目指し「ドラッグステーション」の導入を決定。

ガラスの壁で区切られた調剤室は、「ドラッグステーション」を中心に配置したミニマムなつくり。患者は待合スペースに向けて設置されたモニターから、調剤の様子をリアルタイムで見ることができる。

地域の人々に愛着を持ってもらえる空間を重視


「パナプラス薬局 三ヶ根店」の店舗デザインにおいては、地域の人々に愛着を持ってもらえる空間づくりが重視されている。


建物には木材を多く使用し、額田郡幸田町の美しい里山風景に溶け込むような色合い・質感を意識。

土色の壁と店内外に広がる豊富な植栽で、幸田町の豊かな自然を表現している。


また、建物を囲う蛇籠に地域材を使用するなど、地域の人に馴染みを持ってもらえる工夫を随所に凝らしている。

福祉用具の展示やヘルスケア商品を販売


「パナプラス薬局 三ヶ根店」は、パナドームの旗艦店としての機能も有している。展示のメインとなるのは、パナドームが展開している「パナソニック エイジフリーショップ岡崎」で取り扱っている車椅子や杖などの福祉用具で、実際に福祉用具に触れたり、使用感を試したりできる。