理由を聞くと「個人情報をネットに出すって危ないからです」だそう。外見だけでなく、利用しない理由まで一昔前なんだなという印象を持ちました。マッチングアプリは必ずしも本名を出すものではないし、仕事も個人が特定されない程度にぼかして書けるのですが、美帆さんは何も知りません。

インスタ等でいくらでも一般人が個人情報を公開している時代に、ごく一般人の美帆さんの個人情報がネットに出たからといってなんてことないと思うのですが、「ネットで人と知り合うのは危険って言われたし」とまるで高校生のようなことを話す美帆さん。

結婚相談所でもネットに個人情報を出すことに変わりはないのですが、身元確認もしっかりしていて安全と思って入会したそうです。

◆気になった男性との「LINE交換を断った」まさかの理由

結婚相談所に登録してから、何人かとお見合いはしたようです。結婚相談所では一般的に、2回目のデートに進むことを「仮交際」と呼びます。この仮交際に進んだ相手もいたそうです。仮交際が成立すると結婚相談所を介し、相手の電話番号が開示されます。

LINE
美帆さんはある男性から、仮交際成立後にLINE交換を提案されました。ですが、まだよく知らない相手だからという理由でLINE交換を断ってしまいます。インスタもディスコードもやっていない彼女には、そもそも気軽に連絡を取り合う友人は一人しかいないそうです。

お茶した後で、その男性からは“お断り”(仮交際終了)されてしまいました。

◆気軽に連絡もできないと恋愛どころじゃない

「美帆さん、なぜLINE交換を断ったのですか?」

「知らない人に個人情報を教えたくないです。職場の人から勝手に申請が来るのも嫌でLINEはあまりやらないから、LINEが来ても困るんです」

「LINEは勝手に申請が来ないように設定できますよ。それにあちらも複数人の女性と会っているわけだから、連絡が取りにくい人より、気軽に連絡できる女性がいたらそっちに行きますよ」