厳しい意見も多少はあるのだが、今までとは比べ物にならないくらい称賛や応援のコメントが増加している印象だ。

 唐田といえば、2020年に東出昌大との約3年にわたる不倫関係が発覚し、仕事を全降板した上で活動を休止。2021年に女優業を再開したが、とりわけ女性層からは総スカンを食らい、好感度はどん底状態になっていた。ニュースで取り上げられるたびに批判的なコメントが集中していたのだが、その風向きが大きく変わってきたようだ。

 この変化の背景には、東出が8月末に元女優の女性との「授かり婚」を発表したことも影響している。ネット番組で「子どもたちのために再婚は全然考えていない」と宣言した約3カ月後の再婚発表だったこともあり、ネット上ではあきれ声が上がると共に「唐田えりかが気の毒に思えていた」「いま考えると唐田えりかは可哀そう」という意見が少なからず沸き起こった。

 そうした同情論が噴出していたなかで、丸刈りもいとわない女優魂エピソードが披露されたことで、好感度が逆転した可能性がある。『極悪女王』で視聴者をうならせる好演を見せることができれば、唐田は暗黒期を乗り越えて女優として大きく飛躍することになるのかもしれない。