【ドムドムハンバーガー】赤字から復活した背景とは?
マクドナルド上陸の1年前である1970年、ダイエー創業者によって設立されたドムドムハンバーガー。90年代の最盛期は全国に400店舗以上を展開していました。
しかし、のちに赤字に転落し、2017年にダイエーグループが現在の運営会社に事業を譲渡。店舗数を縮小しつつ再建をはかり、20年頃から黒字に回復したといいます。
現在は27店舗を運営するドムドムハンバーガーですが、22年7月にプレミアム感の強い新業態店舗「ドムドムハンバーガーPLUS」を東京・銀座にオープン。ここでは黒毛和牛100%パティを使ったプレミアムバーガーに加え、ドムドムハンバーガーで人気だった期間限定メニューも販売しています。
なお、現社長はネットメディアのインタビューで、“業績回復の転機”について言及。18年に人気声優・田村ゆかりのイベントにそれまで所有していなかったキッチンカーで出店したことや、SNSの活用に注力したこと、BEAMSなど他ジャンルの企業とのコラボに挑戦したことを挙げていました。
こうしたチャレンジ精神が実を結んだようですが、肝心のハンバーガーも進化しているのでしょうか……。それを確かめるべく、ドムドムハンバーガーPLUSに行ってきました。