19日放送の『ABEMA的ニュースショー』(ABEMA)では、パートナーからDV被害を受ける男性についてピックアップ。

MCを務めるお笑いタレント・千原ジュニアさんは自身が聞いた、DV被害にあっていた男性の出来事を語り、その恐ろしさを語りました。

■急増するDV被害を受ける男性

急増している男性DV。警視庁の発表によると、2011年は1146件だった男性からの相談件数が2023年には2万6175件と、約23倍に急増しています。

「収入をすべて没収される」「お前はダメな人間だと罵倒される」「腐った食べ物を食べさせられる」などのほか、9割は暴行や傷害など肉体的な被害を受けているといいます。

■彼女が豹変したキッカケは…

番組では、過去に彼女からDVを受けていたという男性がVTRに出演。

彼女は「月に1回は遊園地に連れて行ってほしい」「週に3回は外食したい」との願いを口にしていたそうですが、前提として“共働きをする”という約束だったのだとか。しかし、彼女が働かなかったため「僕がひとりで働いていて、外食や高級品を買ったりするのは、金銭的に無理でしょ」と伝えると叫びながら殴られたそう。

そして、うずくまりながら彼女の暴力を避けていると「あなたを殺して私も死ぬ」と包丁を持ち出したことから、男性は家を飛び出て警察に通報。

しかし、駆けつけた警察官2人に事情を説明すると「それだけ彼女から愛されてる証拠じゃないか」と笑いながら話し去っていったといいます。その後、役場に相談するも「男性だから」という理由で対応を拒否されたことを振り返りました。