劇場版最新作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』、興収100億超えなるか

 今作の舞台は、北海道・函館。ある財閥の収蔵庫に、“月下の奇術師”の異名を持つ怪盗キッドから、新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙うという予告状が届く。犯行予告当日、同地で開催される剣道大会のために現地を訪れていた西の名探偵・服部平次と江戸川コナンは、キッドの変装を見破り追い詰めるも、そこに、刀に関係する殺人事件やキッドの命を狙う謎の剣士の影が迫る――というストーリーだ。

 怪盗キッドの正体は、体が小さくなる前の工藤新一と瓜二つの容姿を持つ、マジックが得意な男子高校生・黒羽快斗。優れた推理力や洞察力を持ち、コナンのライバルとして物語を盛り上げてきた、主に女性人気が高いキャラクターだ。

 同じく人気の高いメインキャラクターの一人・灰原哀にスポットを当てた、昨年公開の『名探偵コナン 黒鉄の魚影』は、シリーズ歴代1位となる興行収入138.3億円を記録しただけに、SNS上では「今年の映画、キッド様大活躍するらしいので楽しみ!」「公開が待ち遠しい」と期待の声が続出。ファンたちは「キッド様を拝むために映画館へ通う」「目指せ100億の男」などと意気込んでいる。