◆うまい飯をすぐに炊ける“炊飯スピードスター”!

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自動メニューでさまざまな調理が手間なくできる電気圧力鍋。食材や料理に合わせて調理気圧を選べるのも優秀だ
●東芝 電気圧力鍋 RCP-30R

購入価格:1万5880円/サイズ:W28.2×D26.6×H27.5cm/重量:約4.0kg

 いかにしてうまく米を食すか? ここに関しては、日本人が最も熱量を注いでいるのは間違いない。毎年炊飯器がリニューアルされ、今や高級モデルは10万円超え。エントリーモデルですら銘柄での炊き分けもできるなど、進化と成果は素晴らしい。

 当然、私も「うまい白飯を食いたい」という欲求があるわけだが、お気に入りの炊飯器は?というと、高いでも安いでもなく、実は炊飯器ですらもない。ここ数年は電気圧力鍋での炊飯にハマっている。しかも今回購入した東芝の「RCP-30R」は、1万5000円ほどで購入できるお手頃価格。そんなコストでおいしいご飯が炊けるのだろうか?と思われるかもしれないが、これが、うまいんだから不思議なもんだ。

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 炊き方は普通の炊飯器と同じだが、なんせ炊けるまでが速い。減圧まで含めて25分前後で炊きあがるスピードスターだ。熱と圧力というパワーで殴りつける炊飯ながらも、食味も悪くない。いや、むしろうまい! 炊きあがったご飯はもっちりと軟らかく甘みがある。お米のポテンシャルをきちんと引き出せているように感じた。

 もちろん、炊飯以外にも便利。肉じゃがや角煮といった定番圧力調理もできるし、煮込み系料理なら具材を入れたらボタンを押して放置しておくだけでいい。今夜の一品を手軽に作れるのは、炊飯器を上回る汎用性だ。ただ、そうなるとご飯が炊けないため、今回の圧力鍋を購入したというわけだ。そう、我が家には実は2台の電気圧力鍋がある。実に完璧な布陣だ!

 こうして毎日、すぐにおいしいご飯が炊けて食せるという極めてQOLの高い毎日を送れている。

 このささやかな幸せを、口いっぱいに頬張り……。くぅ、小腹がすいてきた。よし、炊いてくるか!!