―連載「沼の話を聞いてみた」―

化学物質過敏症を患ったことから、さまざまな健康法をわたり歩いている女性がいる。

はじめはその筋で有名な病院の専門外来の戸を叩いたものの、医師が勧める高額なサプリを断ったことから激昂され、医療への拒否感が高まったという経緯がある。なんとか診断書をもらい休職にこぎつけてからは、病院を頼らず、民間療法を自分で調べて実践することに決めたという。

化学物質過敏症沼202407
※写真はイメージです(以下同)
そんな体験を語ってくれたのは、40代の林田ナオさん(仮名)。アーティスティックな雰囲気が印象的で、つらかったであろう体験をユーモラスに話してくれた。