元気で健康な時に、もしものことを想像するのは、あまりしたくないことですが、パートナーがもし万が一死亡した場合、残された家族の生活費はどうなるかなど、起こった場合の備えや保険は考えておくことがとても大切ですよね!今回は、結婚したらどんな保険が必要になってくるのか【保険の見直し】について詳しく見ていきたいと思います!

プレ花嫁のみなさま、こんにちは! 神奈川県のご当地ライターのゆいまるです♡

元気で健康な時に、もしものことを想像するのは、あまりしたくないことですが、パートナーがもし万が一死亡した場合、残された家族の生活費はどうなるか、また共働き夫婦だから大丈夫と思っていても、もし一方が働けなくなったら収入が半減するかもしれない…

など、起こった場合の備えや保険は考えておくことがとても大切ですよね!

普段は考えることの少ない保険ですので、結婚というタイミングで、見直す人は多いです。

今回は、結婚したらどんな保険が必要になってくるのかも含めて 詳しく見ていきたいと思います◎

なぜ結婚するタイミングで保険を見直すの?

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

保険の見直しにベストといわれるタイミングは「子供の誕生」や「マイホーム取得」など、いくつか存在しますが、その中でも、「結婚」はもっとも大きな見直しタイミングのひとつです!

結婚が保険見直しのベストタイミングといわれる理由として、結婚したら自分だけではなく、家族にとって必要な保障を備えることが大切になってくるということが言えます。

結婚したら夫婦のどちらかに万が一のことがあったときに、残された家族の生活を考える必要が出てきます。

また、健康状態が悪化すると保険に加入できなくなったり、保険料が上がってしまうため、体が健康なうちに保険を考えることが大切です◎

保険について考えることで今後の将来について夫婦で話し合うきっかけにもなりますよ!

ライフプランニングで、必要なお金の見える化をすることで、まずは「知る」ことが大切になってきます。

話しづらいお金のことも、結婚のタイミングで夫婦で目線合わせできると安心ですね◎

保険の見直し方って?

『DRESSY』より引用
(画像=PhotoAC,『DRESSY』より引用)

保険を見直す、と言ってもどのように進めればいいのかわからない方も多いのでは?

ここでは保険の見直し方について触れていきます。

まずは現在、加入している保険を把握する

ご自身が入っている保険について、しっかり把握していますか?

以外にも「親が加入してたものでよくわかっていない」、「知り合いの勧めで言われるがまま入った」「勤めている会社で入ったもので詳細をわかっていない」などなど、しっかり把握できていないケースが意外と多いもの。

そんな方こそ、まずはご自身の加入している保険を見直すところからはじめましょう◎

また、結婚となると相手の保険のことも出てきたり、以前知り合いに勧められて入った保険があったが、少額で入った本人も忘れていてその後重複加入していたり、、ともったいないケースも。

生計を共にする方も多いでしょうから、まずはお互いが入っている保険を全て共有して、重複がないか確認をしましょう!

必要な保障額を確認する

必要な補償額を決める上でまず知っておきたいのが、お互いの収入と貯蓄状況です。

それを共有した上で、もしもの時にどのくらいの保障が必要なのかを計算していきます◎

この計算によって必要保障額が算出できれば、自然とふたりにぴったりの保険が見つかってきます!

夫婦の必要保障額を出してみる

「必要保障額」は、パートナーにもしもがあったときに遺された家族の生活に必要な金額から、遺された遺族の収入を差し引いた金額をいいます。

マイナスの差額が出た場合には、その金額こそがもしもの時に必要となる「必要保障額」になります。

この時の収入は会社員と自営業で異なってきます。会社員の場合、社会保障費として厚生年金を納めているので、「遺族基礎年金」の他に「遺族厚生年金」がもらえます。

自営業の場合は「遺族厚生年金」がない分少し手厚い保障を検討しておくと安心です。

また、子供がいる場合は「遺族基礎年金」に第一子、第二子とお子様ごとの加算がありますが、現実的にはその全部を足しても不足金が出る家計がほとんど。

その不足分を補えるように保険を検討しておきましょう◎

結婚したらどんな保険に入るべき?

片働きか、共働きかで何を手厚くするかが変わってくるので、分けて見ていこうと思います!

片働き夫婦の場合

『DRESSY』より引用
(画像=PhotoAC,『DRESSY』より引用)

片働き夫婦の場合、家計を支える方が死亡した場合の保障を充実させることが大切です。

というのも、大黒柱が亡くなってしまうと世帯の収入がゼロになってしまうためです。

収入源が途絶えた場合でも残された家族が生活を維持できるように、死亡保険の保障金額を手厚くすることが大切です◎

この死亡保険には「定期保険」と「終身保険」の2種類があります。

定期保険の特徴は基本的に掛け捨てになるところ。

終身保険は保険金が支払われる条件こそ同じですが、定期保険と違って保障が一生涯続きます◎

ただし、定期保険よりも収める保険料が割高だったり、解約の場合に期限や損をする可能性があるので慎重に!

また、片働き世帯の場合は配偶者が 年金を受給するまでの期間を想定して保障を考える必要があります。

特に、国民年金加入者の場合は子供が大きくなると配偶者は遺族年金の受給ができなくなるため、配偶者が年金を受給するまでにどれくらいの額が必要なのか、しっかり計算して備えることが大切です。

また、家計を支える方が病気やケガを負った際も経済的なリスクが起こりうるため、医療保険や就業不能保険で保障を確保しておくことも重要です。

なお、専業主婦が死亡したり、病気やケガを負ったりした場合のリスクも考えておきましょう。

専業主婦に万一のことがあっても収入減少のリスクはありませんが、外食の増加や家事代行サービスの利用などによって支出が増える可能性があります。

急な支出の増加を貯蓄や月収でまかなえるのか、または、保険でカバーするのかを夫婦で話し合って検討しておくことがおすすめです。

共働き夫婦の場合

『DRESSY』より引用
(画像=PhotoAC,『DRESSY』より引用)

共働き夫婦の場合はそれぞれに収入源があるため、片働き夫婦ほど死亡保障を手厚くする必要はないでしょう。

というのも、どちらかが亡くなってももう一人の収入は基本的に変わらないので、片働きの世帯と比べると一人当たりの必要保障額が下がります。

ただし、夫婦間で収入に差がある場合や、遺族年金で受給できる金額が少ない場合などは、世帯収入は大きく減ってしまうため、収入源を見据えた額の生命保険に入っておく方が安心です。

また、片方が病気やケガで働けなくなった場合の備えとして、就業不能保険を検討しましょう。

また、子供が小さい場合は一時保育やベビーシッター等を利用するケースも考えられます。

外食や外注サービスを利用する機会が増えるなど、細やかな支出が増える可能性があることも想定して必要保障額を考えましょう。

『DRESSY』より引用
(画像=PhotoAC,『DRESSY』より引用)

治療のために長期間働けなくなれば、収入の減少に加えて医療費や介護費の負担が大きくなります。

医療保険で最低限の保障を確保しつつ、就業不能保険で保障を上乗せするのが良いでしょう。

また、共働きの世帯では住宅ローンをペアローンで組んでいるケースがあります。

その場合はどちらかが亡くなって団体信用生命保険でローンが完済されても、もう一方の住宅ローンは残ってしまいます。

ペアローンで組んでいる家庭は、住居費に住宅ローン返済分も含めて計算するのを忘れないようにしましょう。

余裕があれば老後に備えた「年金保険」も

年金保険とは、退職後の老後の生活費に備えた貯蓄型の保険です。

保険会社によって一概にはいえませんが、若いうちに加入することで返戻率が高くなる傾向もあります。

また「一般生命保険料控除」とは別枠で「個人年金保険料控除」が適用されるため、毎年の所得税と住民税を軽減できるというメリットもあるんです。

余裕がある方は老後の備えもしておくと安心ですよ◎

ただし、途中で解約すると元本割れする可能性があるので注意です!

それでも貯蓄性が高いので、老後生活も見据えて備えるという点では、おすすめです。

子どものことを考えている夫婦はどんな保険に入ったら良いのでしょうか?

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

子どものことを考えている夫婦は、出来るだけ早めに妊娠・出産に備えて医療保険に加入しておきましょう。

というのも、妊娠中である人は妊娠をしていない人と比較して、保険金や給付金を支払う可能性が高まりやすためです。

出産時には公的な補助金を受給できますが、場合によっては治療費や自己負担額が高額になることもあります。

妊娠中は加入を断られたり、加入できても条件が付いたりする可能性が高いため、“妊娠前”に医療保険に加入しておくほうが良いでしょう。

なお、出産後は子どもの教育費を見積もり、親にもしものことがあった場合でも子どもが生活できるように備えておきましょう。

子どもが出来たときにはどんな保険に入るのが良いのでしょう?

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

子どもの学費を準備する手助けをしてくれる貯蓄型保険が、一番先に思い浮かぶのではないでしょうか。

近頃はゼロ金利で商品の魅力や強みが変わってしまったことや新しい運用方法が出てきたことによって、教育資金の準備の仕方は多種多様になってきています。

最近では、子どもが特定の年齢に到達するのに合わせて、祝い金や満期学資金といった名目でまとまった保険金を受け取ることができる「学資保険」と、長期で保有すれば利息に利息がついてくる複利の効果が得られる「つみたてNISA」を選択して活用している夫婦も少なくありません。

子どもを育てていく費用のなかでも、特に大きなウェイトを占めているのが学費になってきますので、将来的に子どもの夢を叶えてあげるためにも、夫婦で子供の未来に想いを馳せながら、じっくり考えておきたいですね*

他には、子どもが病気やケガで入院・手術をしたときに医療費の負担をカバーしてくれる保険として、子どもの医療保険の用意もしておくと良いですね。

子供のうちから医療保険に加入するメリットとして挙げられるのは、病院や怪我など、誰しもに起こり得るもしもの時のために安心を得られる他に、子供が成人するまでに払い終えてしまえば、保険料の負担が必要ない医療保険をプレゼントすることができる、ということが大きいかもしれません◎

それぞれ、夫婦の考え方のすり合わせをすることが大切かもしれません*

まとめ

『DRESSY』より引用
(画像=PhotoAC,『DRESSY』より引用)

夫婦は家族構成や世帯収入などの変化に伴い、家計状況や資金計画、必要な保障額もライフイベントごとに見直しが必要になってきます。

その中でも一番最初のライフイベントと言えば、結婚です。

夫婦が備えておきたいリスクや選び方など、結婚を機に、今後の夫婦での将来について話し合って保険も備えていく必要があります。

ぜひ、ご夫婦の収入状況や、今後の生活の仕方の変化などに対応できるように、保険も備えられると良いですね。

あまり考えたくはないですが、もし万が一のことを考えて、残された家族がこれまでと変わらない生活を送るためにはどうしたら良いかを、夫婦でよく話し合ってみてくださいね。