宮崎県で観測された震度6弱の地震や、全国で被害をもたらした台風10号など、防災への意識が高まっている今こそ、自宅の対策を見直すべきですが、実は、ふるさと納税の返礼品でも、防災用品・災害対策用品を準備できます。
まず揃えたいミネラルウォーターやレトルトカレー
ふるさと納税の返礼品で、防災用品になるはミネラルウォーターやレトルト食品、缶詰などでしょう。
たとえば、5年の保存ができる2リットル6本の長期保存水(山梨県都留市)は寄附金額6,000円。温めずに食べられて5年以上の保存ができるレトルトカレー(宮城県加美町)は6食入りで寄附金額6,500円です。
また、災害対策用品として定番の缶詰も、いわしの缶詰(宮城県石巻市、寄附金額9,000円)、パンの缶詰(三重県松阪市、寄附金額10,000円)などいろいろあります。
最近では、長期保存ができる防災用品について、日頃食べたり使ったりするものとは別に用意するのではなく、家にあるものから使ったり食べたりして、減った分を買い足す「ローリングストック」という考え方が提唱されています。ふるさと納税の返礼品でもこうした使い方はできるでしょう。
飲食品以外も返礼品でそろう
飲食品以外の防災用品も返礼品にあります。
たとえば、緊急時に使えるダンボールの簡易トイレセット(大阪府高槻市)は寄附額1万円。食品だけでなく衛生用品などがセットになった1人分3日分の災害対策用品セット(宮城県石巻市、寄附額25,000円)なら、1つあればあれこれそろえなくても済みます。
ほかにも、キャンプ用品としても使えるガスバーナー(埼玉県さいたま市、寄付金額20,000円)、10年保存できる防災用アルカリ乾電池(静岡県湖西市、寄附金額11,000円)などがあります。