The Youthは、新たに自社コーヒーブランド「PART COFFEE」を設立し、今年10月、静岡県静岡駅前に誕生する複合施設「cosa」内に、新業態となるロースタリーカフェ「PART COFFEE ROASTER」を出店する。
穏やかで鮮やかな風景に触れる瞬間を提供
コーヒーブランド「PART COFFEE」の、ブランド名「PART」は「〔全体の〕一部、〔不可欠な〕要素」という意味を持ち、「PART」がその街の一部、景色の一部、生活の一部となり、変わらずにその地に在り続ける存在になる、という想いが込められている。
差し込む陽の光や通り抜ける風。流れる音や漂う香り。「PART」は一杯のコーヒー体験のみならず、コーヒーを通じて暮らしのなかにある、穏やかで鮮やかな風景に触れる瞬間を提供することを目指す。
また複合施設「cosa」には、飲食を中心とした多種多様な出店者とともに、静岡理工科大学および静岡デザイン専門学校が設けられる。「主役になるべきはテナントであり、学生であり、そこに集う人」という想いが込められた同施設を軸に、この場所で起こる景色が、街の暮らしの一部となることを目指して、丁寧に、そして深く、根を下ろす。
STUDIO DIG.による空間デザイン
同店の内装やインテリアなどの空間デザインを手がけるのは「STUDIO DIG.」。物事に触れたときの感覚を元に、「語り手としてのマテリアル」を用いながら場所の魅力を可視化するデザインユニットだ。
今回も「Common(六本木)」に引き続き「HAVE DESIGN」と協業する。
店舗スタッフを募集中
街の一部(PART)になる事を目指す「PART COFFEE ROASTER」は、静岡を皮切りに全国各地へ展開するブランドだ。土地の文化・歴史、生息する動植物、街の記憶の「編集」をデザインアプローチとした。運営チームであるThe Youthと共に撮り溜めた街の写真がインスピレーションとなっている。