若鶴酒造代表取締役社長・稲垣貴彦氏の初著書『ジャパニーズウイスキー入門~現場から見た熱狂の舞台裏~』940円(税抜)が、角川新書より9月10日(火)に発売された。

稲垣貴彦氏について


稲垣貴彦氏は、若鶴酒造代表取締役社長(5代目)、三郎丸蒸留所マスターブレンダー兼マネージャー。

富山県出身で、大阪大学経済学部卒業後、東京の外資系IT企業に就職したのち、2015年に実家である若鶴酒造に戻り、曾祖父が始めたウイスキー造りを引き継ぐ。2017年、クラウドファンディングにより三郎丸蒸留所を改修し再興した。

2019年には伝統工芸高岡銅器の技術による世界初の鋳造製ポットスチル「ZEMON」を発明。現在は蒸留所のコンサルティングも手掛け、世界初のジャパニーズウイスキーボトラーズ「T&T TOYAMA」を設立するなど、ジャパニーズウイスキーの産業の発展のため幅広く活動している。

稲垣氏ならではの鋭い視点で書かれた一冊

日本のウイスキー蒸留所の数は、ここ10年で約10倍にも増えているという。

なぜ「日本のウイスキー」が盛り上がっているのか。また、「ブーム」で終わらせないための今後の課題とは。

『ジャパニーズウイスキー入門~現場から見た熱狂の舞台裏~』は、自らがブレンダーかつ経営者という現場目線と、さらには蒸留所のコンサルティングを担う稲垣氏ならではの鋭い視点で書かれた一冊だ。

ウイスキーファンは当然のことながら、これからウイスキーのことをもっと知りたいというウイスキー初心者にも、わかりやすく解説している。

出版記念トークイベントも開催


同書の出版を記念し、9月14日(土)にトークイベント第1弾が「文苑堂書店 富山豊田店」にて開催される。

出演者は、著者の稲垣貴彦氏と、文苑堂書店代表取締役社長の吉岡幸治氏で、「ジャパニーズウイスキーが世界を魅了する理由とは」をテーマにトークする。参加費は無料、先着60名限定。トークショーへの参加者(本購入者のみ)に特典のプレゼントも用意されているので、ウイスキー好きは参加してみては。