瞬きが多い病気と原因 ３選
瞬きが頻繁に起こることは、時に目の痙攣や違和感を引き起こすことがあります。また、眼の病気が原因で瞬きの回数が多くなることも。
ここでは、瞬きの多い病気をいくつか紹介します。具体的な治療法や対処法についても見ていきましょう。
瞬きが多い病気１．ドライアイ
ドライアイは、眼が乾燥し、涙の成分が不足する状態を指す眼の疾患です。この病気の原因として、涙が適切に分泌されないことが挙げられ、その結果、目にホコリやゴミが入り、違和感を感じることがあります。
この時の瞬きは目を保護する役割を果たしており、瞬きが増えることでホコリやゴミから目を守ろうとするのです。
ドライアイは他の眼の問題の前触れとなることがあるため、適切な対処が重要です。涙液を補う目薬などを使用することで症状を和らげることができますが、出来れば眼科医に相談し診察と適切な治療を受けましょう。
瞬きが多い病気２．逆さまつげ
まつ毛は通常、外側に向かって生えていますよね。逆さまつ毛とは、まつ毛が内側に向かって生えている状態を指します。この状態では、まつ毛が瞳に触れて違和感を感じることがあり、目が不快になり瞬きが増えることがあります。
逆さまつ毛は、子供の成長段階でよく見られる症状で、内向きに生えたまつ毛が原因となって不快感を引き起こします。子供の場合、逆さまつ毛は自然に改善されることが多いです。
しかし、大人になってから逆さまつ毛が発生する場合、手術が必要な場合があります。逆さまつ毛の状態が続いて不快感を引き起こす場合、医師に相談して適切な治療方法を検討することが重要です。
瞬きが多い病気３．眼瞼けいれんの疑い
中高年に見られる病気の一つに、眼瞼けいれんがあります。この疾患は、目の周りに位置する眼輪筋という筋肉が無意識のうちにけいれんする症状を示します。結果として、瞬きの回数が増加し、まぶしさを強く感じることがあるのです。
眼瞼けいれんは自然に治癒しづらいため、症状が進行するとまぶたを開けることが難しくなることがあります。しかし、現在では注射療法を用いた効果的な治し方が存在します。
瞼が開かなくなったり、瞬きが過剰になることは、日常生活に支障をきたす可能性があります。非常に不快な症状をもたらすことがあるので、我慢せずに専門医の診察を受けてみましょう。
