奈良県斑鳩町の門前宿「和空 法隆寺」では、9月8日(日)に開業5周年を迎えたことを記念し、9月30日(月)までの宿泊を対象に、値段据え置きで部屋をアップグレードする部屋数限定の「特別プラン」を販売している。

世界遺産の法隆寺から最も近い門前宿


門前宿「和空 法隆寺」は、いにしえの旅人が寺社へ参拝する前に心身を整えていた「門前宿」をコンセプトとし、2019年9月8日、国宝・法隆寺前にオープンした。

斑鳩町が法隆寺を中心とした「まちなか観光」を推進するため、2014年に条例を改正し、用途制限を緩和したことで実現した「規制緩和第1号ホテル」だ。

監修は、「ひとりでも多くの方に寺社へ足を運んでもらうために」を活動理念とする全国寺社観光協会。同協会の“参道活性プロジェクト”第1弾として、国内外の人々が和文化を体験できるように工夫している。

北新地の名店「神田川」が監修した懐石料理をはじめ、名物語り部による「法隆寺再発見ツアー」など、斑鳩の土地ならではの特徴を活かした文化体験・アクティビティを楽しめる。

「特別プラン」の内容


5周年を記念した「特別プラン」では、1泊2食付き・2名1室利用時の1名料金16,000円(税込)はそのままに、部屋を「東方館スーペリアツイン」から「ハリウッドツイン」にアップグレードできる。

夕食は、名店「神田川」が監修した、料理長こだわりの「和空懐石」を用意。朝食は、奈良名物の茶粥をはじめ、新鮮な日本の伝統野菜「大和野菜」を使用した「料理長こだわり和朝食」を味わえる。

浴堂(お風呂)では、「黒鉛珪石(ブラックシリカ)」の湯と、「大和の茶」の湯を楽しめる。厳選した茶葉の香りを聞くための癒しの茶香炉を置いた、特別な浴堂だ。


また、事前予約すると無料で参加できる、同館名物語り部(案内人)による「法隆寺ツアー」も要チェック。9時スタートで約2時間、ガイドブックや教科書とは異なる切り口で、法隆寺の魅力を知ることができる。