日本一長い木造の三連太鼓橋・鶴の舞橋は、女優・吉永小百合さんが出演したコマーシャルで話題になりました。この絶景を撮影するために全国から訪れる人が増えています。この絶景が堪能できるお勧めのお宿をご紹介します。
「鶴の舞橋」とは?
青森県北津軽郡、岩木山のふもとに広がる津軽富士見湖は、県内最大の貯水湖で、堤防は延長4.2キロメートルと日本一長いことでも有名です。この津軽富士見湖の両岸を繋いでいるのが鶴の舞橋。岩木山の雄大な山を背に、鶴が羽を広げて舞う姿をイメージして、1994年(平成6年)に架けられました。
全長300メートルの橋は、日本古来の建築技術を駆使し、青森県産の「ひば」を用いて作られています。遮るものが何もない、悠然と広がる周囲の景観と共に、見る時間帯によって様々な表情を魅せる橋の姿が多くの人々に愛されています。
鶴の舞橋の魅力
鶴の舞橋の魅力は、木のぬくもりと優しいアーチ型を描く橋の姿。鶴が舞う姿をイメージされているのは、すでに説明しましたが、風がない日には、その橋影を湖面に美しく映す姿も見事です。オレンジや赤のグラデーションに染まる夕焼け時、橋が黒く浮かび上がるようなコントラストは、一枚の絵画のような美しさです。
この橋の魅力は、その姿だけではありません。パワースポットとしても大きな魅力をもっています。橋を見守るようにそびえ、「津軽富士」とも呼ばれる岩木山は、開運・心身清浄のご利益もあるとされています。
加えて、橋が木製であることから、「長い木の橋」=「長生きの橋」とされ、橋を渡ると開運長寿のご利益により、長生きができるといわれています。さらに橋を渡った先にある丹頂鶴自然公園は、つがいの丹頂鶴が飼育されているのですが、丹頂鶴が一夫一妻で添い遂げる鳥であることからも恋愛、縁結びのパワースポットとしても人気なのです。このように、多くのパワーを併せ持つこの地には、たくさんの人々を惹きつける魅力にあふれているといえるでしょう。