産後の悩みを解決できるかもしれない「産後ケアホテル」を知っていますか?産後ケアホテルとは、ホテルのような高いホスピタリティを受けながら、産後ケアが受けられる施設のことです。この記事では、今話題の産後ケアホテルについて徹底解説します!産後の悩みを持つ方の、参考になれば幸いです。

みなさまこんにちは! 神奈川県ご当地ライターの、ワタナベサツキです。

妊婦さんや妊娠を考えている方、またそのご家族のみなさんに共通する悩みが「産後の悩み」。そんな産後の悩みを解決できるかもしれない「産後ケアホテル」を知っていますか?

今回は、産後ケアホテルについて徹底解説します。産後ケアホテルが気になっている方や産後の悩みを持っている方は、ぜひ参考にしてみてください♡

産後ケアとは?

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用)

産後ケアとは、大きく分けると以下の4種類があります。

①身体的ケア
②心理的ケア
③育児指導・相談
④生活指導・相談

身体的ケア

身体的ケアとは、お母さんの身体的なケアのこと。

睡眠をたっぷり取って休息できたり、ゆっくり過ごすことで傷の回復に努めたりすることを指します!

産後のダメージは、全治2ヶ月の交通事故のダメージと同じレベルといわれています。

産後に身体的ケアを受けると、そのダメージを和らげることができるでしょう。

心理的ケア

心理的ケアとは、お母さんの心のケアのこと。

出産前後はホルモンバランスも崩れてしまうため、メンタルが不安定になってしまうのは普通のことなのです!

産後に心理的ケアを受けると、お母さんの心も楽になるでしょう!

育児指導・相談

育児指導・相談は、沐浴指導や授乳サポートなどを含む、育児についての指導や相談を受けること。

初産の方は、すべてが初めての経験!

産後も、育児のプロフェッショナルに指導してもらったり相談できたりすることで、これからの生活に向けて安心できるでしょう。

生活指導・相談

生活指導・相談とは、赤ちゃんと過ごすことで乱れてしまいがちなお母さんの生活について、どうすれば良いのか教えてもらったり相談できたりすること。

赤ちゃんと生活をはじめると赤ちゃん中心の生活になってしまいますが、お母さんの自身の生活も大切にしていきましょう!

産後ケアってなぜ必要なの?

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用)

先ほども紹介したように、産後のダメージは全治2ヶ月の交通事故のダメージと同じレベルといわれています。 交通事故の場合は、長期入院したり静養したりして、ケアを受けながら回復に努めますよね?

しかし、産後は正常分娩の場合6日間の入院、帝王切開の場合8日間の入院だけで、その後は自力で回復しなければいけません! そして、その状態で慣れない育児生活がはじまり、満身創痍な状態となります。 また、産後は急激なホルモン量の変化で、誰もが精神的に不安定になります。

このような状況で産後ケアを受けると、お母さんも赤ちゃんも産後安心して過ごすことが可能! 産後ケアは、誰にとっても必要なことなのです。

産後ケアホテルでできること

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用)

産後ケアホテルでは、これまで紹介してきた産後ケアをまとめて受けられる宿泊施設のこと!

退院後に産院からホテルに移動し、何日間かにわたって産後ケアを受けます。

赤ちゃんが生まれてすぐは、「母になるための研修期間」といわれています!

産後ケアホテルでは自宅での育児生活に入る前に、ホテルならではのホスピタリティを受けながら、母になるための準備を整えることが可能です♡

日本には産後ケアが足りていない

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用)

実は、海外では産後ケアホテルのような「産後ケア施設」が充実しています!

特に産後ケア体制が進んでいるのは、韓国と台湾*

韓国や台湾では、産院の退院後に5割以上のお母さんが、産後ケア施設で2週間〜1ヶ月ほど過ごします。

「日本は世界で1番安全に出産のできる国」といわれていますが、産後ケアについてはまだまだ課題が残っています。

日本では現在、産後うつになる人が10人に1人…

産後ケアの体制がしっかりしていれば、産後うつの人数も減らすことができます!

しかし、産後ケアの先進国に比べて日本は「産後ケア」という言葉の認知度も低い状態。

これから、日本でも産後ケアが普及していくことを願っています♡

日本には産後ケア体制が足りていないとはいえ、産後ケア施設は年々増えています。

産後ケアホテルも普及してきているので、出産を控えている方や妊娠を考えている方は、利用してみてはいかがでしょうか!