また、ファンはグッズだけでなく、ツアーのチケットにおいても転売を問題視している。

「ファンクラブ会員のチケット申し込みは8月中に終了しており、当選発表は9月4日に行われました。現在、とあるチケット売買サイトでは、定価9,800円のチケットが2,000件以上出品されています。7日時点で取引可能な最安値は宮城公演の1万2,900円で、最高額は平野の地元・愛知の公演で25万円台にまで高騰。ネット上のファンからは『TOBEは転売対策をお願いします』『チケットを売るなら、最初から申し込まないでほしい。望んでいるファンがコンサートに行けないのはつらすぎる』と愚痴がこぼれています」(同)

BE:FIRST「顔写真登録」導入にNumber_iファンから「TOBEも」の声

 こうした中、一部ファンからは7人組ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRSTのコンサート申し込みの例を挙げつつ、「チケットのシステムはBE:FIRSTを見習うべき」との指摘が寄せられている。

 BE:FIRSTは、ラッパー・SKY-HI(AAA・日高光啓)が代表を務める音楽プロダクション・BMSGに所属するグループだが、これまでの公演でも来場者が「顔写真登録」をした上で入場する方式を導入していたとか。

「今年12月21日より始まる『BE:FIRST DOME TOUR 2024-2025 “2:BE”』の案内を見ると、購入者・同行者ともに電子チケットサービス・MOALA Ticketを使って発券すると書かれているほか、期限までに顔写真登録をしていない場合、特別対応入場口で顔写真付き身分証明証による“本人確認”を行うとあります。『身分証明書をご提示いただけない場合は、如何なる場合もご入場いただく事ができません』『チケット転売対策のため、ご理解いただきますようお願いいたします』とのことです」(同)

 こうしたBMSGの転売対策を踏まえて、「TOBEサイドも顔写真登録や本人確認を導入してほしい……」「チケットシステムは見習うべき」といった要望も聞こえている。