早稲田大学大学院経営管理研究科(早稲田大学ビジネススクール、以下WBS)の「企業経営と社会変革ゼミ」は、島原観光ビューロー、およびキャンサーネットジャパンと共同で小児がん啓発キャンペーン「島原城 七万石武将隊ゴールドリボンキャンペーン」を実施。

9月の「世界小児がん啓発月間」に際し、9月1日(日)〜30日(月)の期間、島原城 七万石武将隊がゴールドリボンのバッジを身につけて、小児がんの啓発を支援する。

「世界⼩児がん啓発⽉間」について

「世界⼩児がん啓発⽉間」は、⼩児がんの患者とその家族、⼩児がん経験者の強い思いによって始まった、⼩児がんの世界的な啓発キャンペーン(Global Gold September Campaign)だ。毎年9⽉に、各国政府や国際機関を含む⼩児がんの⽀援者が、世界各地の名所をゴールドにライトアップしたり、ゴールドのリボンを掲げたりすることで⽀援を表明。また、この期間には、様々なチャリティーイベントも開催されている。

WBSの鶴⾕武親客員教授による「企業経営と社会変⾰ゼミ」は、2021年からキャンサーネットジャパンと共同で⼩児がん啓発の活動を推進してきた。⼩児がんについて少しでも多くの人に知ってもらい、治療中の⼦どもたちやサバイバーたちへの⽀援の輪を社会に広めていきたい、という考えに島原観光ビューローが賛同する形で、今回の啓発キャンペーンが実現したという。

⼩児がんについて

⼩児がんは、15歳未満の⼦どもが罹るがんの総称。国立がん研究センターによると、⽇本では年間約2,500⼈が「⼩児がん」と診断されているが、⼩児がんの治療法が進み、5年生存率、10年生存率ともに約80%となったことが明らかに。

しかし、成⻑の途中で強い治療を受ける⼦どもたちは、治療後に後遺症を抱えつつ社会で⽣活をしていくことになる。そのような子どもたちへの社会の理解と⽀援は、⼗分ではなく、社会の理解とともに⻑期的な⽀援が必要とされている。

キャンサーネットジャパンについて