◆ウッドデッキは結局使わず朽ち果てることも

ウッドデッキ
 マイホームには、誰もが夢を持っています。意識しているのか、いないのか。お客さんのそんな思いにつけこむかのように、おかまいなし提案してくる営業マンもいるそうで…。

「ワクワクするお客さん、とにかく何でもかんでも売りたいダメな営業マンの利害が一致してしまうのは、マイホームのいわば“闇”です。例えば、よくあるのは『ウッドデッキを付けましょう』という提案で、結果、使われずに木が朽ち果てる悲惨な状況の住宅もよく見かけます。

ウッドデッキは一見、自宅に箔が付くかのように見えるんです。ただ、道路に面したウッドデッキで家族団欒したりバーベーキューなんて、通行者の目が気になって実際にはできません。裏山などに面していて、人や車の往来がないなら別ですが。メンテナンスも大変ですし、周りのロケーションを無視してしっかり考えずに提案してくるのは、ダメな営業マンの典型です」